PTAへの支援は、子育て世帯のためにも必要

子育て世帯を増やすために、PTAを支援することは大切なことです。
PTAには、会議やイベントなどたくさんの仕事があります。

私の義母は、新宿区内の学校で何年もPTA活動に携わってしていました。
それは、専業主婦だったため比較的活動の時間が取れたからだと思います。

共働き世帯が増加をしていますが、働きながらの活動は負担になることがあるかもしれません。
「断りたい」と思いながらもPTAに入られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

PTAの仕事が平日の昼間に開催されていると、日中仕事をしている保護者が参加をすることは難しいです。
そこで、PTAによっては、夕方以降に開催し、そのような方々も参加しやすい時間帯に活動をするなどの努力をしています。

また、根本的に活動自体の負担軽減も必要です。
これから、新宿区における地域協働学校(コミュニティスクール)では、地域と学校が連携して子どもを育てていくという取り組みが始まります。
しかし、町会活動と混同することが予想され、行政からPTAに対する負担が増えるのではないかと思います。

働いている保護者が参加しづらい時間に会議が実施されたり、仕事や子育て・家事など、ただでさえ毎日忙しい中で活動が増えると、町会と同じように、担い手の不足の問題にもつながります。

これからは現場の声を聞き、子どものために貴重なリソースを割いていただいているPTAの支援をしていくことが必要だと考えています。
改めて区議会の代表質問でも取り上げさせていただき、ご答弁をいただきたいと考えています。

また、PTA自体がマイナンバーの適用を受けるのかに関しても、現場で話題に上がっていると思います。

例えばイベントを開催した際、ゲストやスタッフに人件費や謝礼を払う場面があるかもしれませんが、PTAが謝礼を払った先のマイナンバーを扱う必要が出てくる可能性もあります。

そうなると、事務処理が従来のやり方と異なってくるため、行政から各PTAに、事務手続きの情報を共有する必要があります。

私の会派でも源泉徴収をしており、マイナンバーを扱わなければならない可能性があります。
どのように対応をするのか、議会事務局から特に情報共有はありませんでした。
これから、どうすれば良いのかこちらも確認しなければ。。

それでは、本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社