主権者教育と同じく、未来を切り拓く起業家教育の推進を!

金曜日から三日間、起業家の支援を行う「ベンチャーキャピタル」の仕組みを学んできました。

昨日のブログはこちら↓
補助金や利子補給ではなく、民間資金で産業振興!改めて、ベンチャーキャピタルのビジネスモデルとは?

ベンチャーらしく(?)朝から晩までぶっ通しの日もあり、ボリュームたっぷりのプログラムでした。

行政主導型の事業とは全く異なり、公費投入に頼らず民間主導で問題解決をする手法は、企業経営に限らず公共経営の分野でも行政が見習うべきものだと思いました。

自治体職員や議員を対象とした公的研修はもちろん、民間でもこうした手法を学べる機会は珍しいです。

今回の企画を主催された日本テクノロジーベンチャーパートナーズさんは、社会貢献活動として「青少年起業体験プログラム」という教育事業に取り組まれ、実際に高校や大学で起業家教育が行われています。

特に学校教育の場合、民間経験が一切ない教員から指導を受けることもあります。
学校で進路の話になることもありますが、企業への就職と公務員になるという選択肢だけでした。
教員自身の仕事に対する価値観と起業に関しては、大きなギャップがあります。

実は私もベンチャーという言葉を大学一年の時まで知りませんでした。
時給が高いという理由だけでアルバイト先に選んだ会社が、たまたまベンチャーキャピタルから資金調達をしている会社でした。

そこで、現役の起業家から仕事を学ばせていただき、ベンチャーというそれまで知らなかった世界の存在を知りました。

私はたまたま学生時代にベンチャー企業に関わる機会がありましたが、教育の機会がなければ大人になってからも選択肢に入ることはありません。

「政治家になる!」
と言っても理解されずサーっと人がいなくなっていくのと同じように、
「起業家になる!」
と宣言し、両親に反対された人たちも見てきました。

これから将来世代が自分の手で未来を作っていくためには、主権者教育と同じく起業家教育も必要です。
そして、大人に対しても学び、理解をする機会が必要です。

それでは、本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社