【政策】失われた美しき地名。新宿西口駅の前〜♪はかつてはヨドバシ(淀橋)だった

最重要政策の一つ
「新宿ブランドの確立」の具体的な施策についてのお話です。

今週はちょうど、新宿内のすべての街を歩き終えたところで、
住居のある西落合・中落合から落合・中井地区を歩きはじめ、
神楽坂や四谷の方まですべて歩いてまわりました^^

歩いているうちに、気付いたことは、
美しい地名がたくさんあるということ。素敵ですよね。
神楽坂エリアであれば、矢来町や白銀町、箪笥町などなど。

田中紀子さんのご意見(ブログ:地名についてです)をもとに
今回政策として「地名の保存、復活」を取り上げていきたいと考えています。

ポスティングする際に世帯数を数え、正確にマーキングしているのですが、
「たくさんある地名が覚えられない!!」と昔の地名に戸惑うこともしばしば。
確かに「西新宿」のようにわかりやすい名前で統一することは
管理をする上では楽のかもしれません。

しかし一方でこんな経験もあります。

私は子供の頃に、上福岡市というところに住んでいたことがありました。
地名を気に入ってたんですが、合併して上福岡市が消滅しふじみ野市に、
またほぼ同じ時期に通っていた「上福岡第三中学校」が「花の木中学校」(笑)と
ポップな名前に変わった変わりました。
その時、アイデンティティを失いさみしさを感じたものです。
そこに住んでいると、地名には次第に愛着が湧いてくるものですよね。

また、新宿西口駅の前でおなじみ「ヨドバシカメラ」も、
もともとは「淀橋」という地名からきています。

新宿区にも、そういった地元の方々に愛される地名が数多くありました。
そして、今もあります。

ブログや新宿ふれあい新聞で特集したこともあり、(おのけん一郎氏も新宿ナンバー制定を提案!政策の焼き増し合戦は理念で差がつく)
「新宿ナンバーなんてそんなに大事か?」
「そんな話より政策の話をしろよ!」

そういったお声を、別の候補者をはじめたくさんの方からいただくこともあります。

多くの社会的課題にまみれる状況下において、
「最重要政策」と位置付けていることは異常に見えるのかもしれません。

しかし、地域愛を軽視してはいけません。

なぜなら地域を愛することと、
新宿区政を運営する力は常に表裏一体だからです。

これからは新宿区のことをもっと愛していただき、
区民が主役のまちづくりを進めていく必要があります。

だからこそ決してふざけているわけではなくて、
行財政改革よりも上位の政策として位置付けることに決めたんです。

住んでた街が突然消えた体験もあり、
地名の保存・復活には賛成!
と主張したいと思います。

新宿区地名保存会を立ち上げようという動きがありますので、
ご興味のある方はぜひお気軽にご連絡いただければと思います^^

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社