夏だ!祭だ!政治家参上!?私が祭や式典に参加しない理由

本日のテーマは議員のお祭り・式典出席です。

本日は清掃ボランティア「グリーンバード新宿」のメンバーとして
戸山ハイツでの盆踊り大会のスタッフをさせていただきました。
昨年も参加しましたが、今年も綿菓子を作り本当に楽しかったです!

地域のお祭は大好きなので、
また来年も参加させていただければ嬉しいです^^

SNSで政治家と繋がっている方であれば、
夏祭りや餅つき、式典等の写真がたくさんタイムラインに上がってくる!
なんてところを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は議員としては、ご招待いただいた式典・お祭には基本的に、
お声がけいただいたものでもその全てには参加しない、と決めています。

式典に参加させていただいた経験もありますが、
国会議員、都議会議員、区議会議員が20名以上ゾロゾロと並んでいて、
名前を呼ばれた際に
「本日はお招きいただきありがとうございます。」
という一言を述べるというなんとも奇妙な経験をしました。

確かに純粋にお祭が好きだったり、現場の視察をしたり、
区民の声を汲み取るいう意味では間違いなく必要な活動です。
しかし、私が行かなくても他の議員が積極的に地域の行事に参加していることからも、
明らかに「供給過多」だと思っています。
「地域で顔を売って票を勝ち取る」という意味では
議員として力を入れるべき活動の一つであるため、
休みも返上しお祭りに足を運ぶ議員も多いのでしょう。

地域に貢献したり声を拾う方法は、一つではありません。

全員が同じ議員活動をする必要もありませんし、
私は需要に対して供給が不足しているインターネットを中心に
議員として活動をしていこうと思っています。

もちろんお誘いを断ることは申し訳ありませんし、心苦しいと思っています。
「若いくせに生意気だ!」と思われる方もいらっしゃると思います。
ただ、限られた私のリソースを区民の皆様のためにどう使っていくかを考えたときに、
すでに他の議員の方が積極的に参加されている行事であれば、
そこに参加するよりも、他の方法があるのではという考えからそのようにしています。

議員生命を考えると、リスクは非常に高いと思います。
ただ、これからは多様な議員も存在できる時代になると確信しているため、
枠にハマった活動はなるべく避けたいと思っています。

少々高齢化社会に突入し、若者が減り、
お祭りの開催自体が難しくなってきています。

実際にそういった声を、お祭りの関係者からも聞いています。

だからこそ、これからは若者の力が必要です。

議員としての参加頻度はほとんど無いとは思いますが、
自発的にボランティアに携わっていければと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社