こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は特別区協議会社会福祉講座へ。
新宿区でも、平成33年からの児童相談所を設置を目指して動き出しました。
子どもたちに関わる社会的な課題について、さらに積極的な取り組みを行なっていきたいと思います。

研修に出席し、午前中は少年鑑別所について、午後は社会的養護について学びました。

まず少年鑑別所は、家庭裁判所で観護措置になった20歳未満の少年を4週間収容する施設です。
不規則な生活や、食事が十分に摂れていない少年もいるようです。
一人部屋で、朝7時に起床し21時には就寝、栄養バランスのとれた3食をとって規則正しい生活を送ります。
最終的には家庭裁判所で審判が行われることになりますが、少年院や保護観察所など、少年の今後が決まります。
鑑別の流れや施設内での過ごし方など、一連の流れを理解することができました。

また、東京少年鑑別所にある法務省年支援センターについてもお話を伺いました。
まだ認知度が低いですが、関係機関と連携して地域における非行・犯罪の防止や相談業務が行われています。
学校やご家庭の問題を気軽に相談することができる場で、相談件数も増えていますが、少年鑑別所の重要な機能となっています。
東京少年鑑別所は児童相談所とも大きな関わりがある施設です。
施設は練馬区にありますが、一度見学にお伺いできればと思います。

午後のテーマは社会的養護でした。
二葉乳児院の里親委託推進員の方と、30年里親をされている方からお話を伺いました。
 「社会的養護」とは、保護者がいない子ども、保護者が育てることが不適切と認められた子どもを、保護者に代わって公的に育てる仕組みです。
平成27年度、全国で社会的養護が必要な子どもは35,703人でした。
そのうち、施設で生活している子は29,469人、里親委託となった子は6,234人でした。
東京都では施設に3503人の子どもに対し、里親委託は398人で、全国平均と比べても里親委託が少ない傾向にあります。
二葉乳児院は新宿区内にあるため、一度視察させていただきたいと思います。
東京少年鑑別所も含め、視察にご興味のある方はお声がけいただければと思います

施設でどのような子育てが行われているのか、養育里親や専門里親、特別養子縁組里親など制度について理解を深めました。
そして最後に、当事者の方から里親としての試練、やりがいなど、お話をいただきました。
子どもたちが育つ環境として、里親が当たり前になるよう、基礎自治体の立場からも取り組んでまいります。

主に特別区の職員を中心としたが研修で、私以外区議会議員の参加者は見当たりませんでしたが、大変勉強になるため今後も積極的に出席したいと思います。
これまで都議会でも社会的養護について先輩方が議論を行ってきました。
児童相談所の設置に向けた動きが始まったことで、新宿区議会が正式な議論の場になったことも踏まえ、積極的に提言を行い、政策を前に進めていきたいと思います。

それでは本日はこの辺で。

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About The Author

伊藤 陽平

29歳最年少の新宿区議会議員。立教大学経済学部経済政策学科卒業。 妻と二人暮らし。趣味は音楽(3歳からピアノに没頭)。 大学在学中に株式会社スモールクリエイターを設立した元学生起業家。資金調達やグループ会社3社の設立を実施。NPOや一般社団法人等と連携しながら、大学生のキャリア支援や老人ホームで地域の若者とお年寄りを繋ぐ音楽イベントの企画・運営など、若者の感性を通して社会を豊かにしていくことを信条として活動中。