PTAの負担を軽減するために、校庭開放も廃止や支援へ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

代表質問では、子育て世帯の負担について質問します。
先日、学校制服に関するブログを投稿させていただいたところ、多くの方からご意見をいただきました。
楽天等ネット通販の活用、制服のリサイクル、学校指定の体育着以外で授業を受けること等について、最大限いただいたご意見を反映するため、大幅に加筆することになりました。

もう一点、これまでも取り組んでき「PTAの負担軽減」についても質問を予定しています。
今回の問題提起は、校庭開放についてです。
新宿未来創造財団(レガス)によって、地域スポーツ・文化事業が行われています。
校庭は一般の方も利用可能で、保険等も整備されていることから多くの方に利用されてきました。
レガスによる校庭開放が行われる際、施設の鍵の管理が必要となりますが、その人員はレガスから派遣されます。
しかし、その他の対応はPTAが担うことになります。

PTAが見守りを行うことは、素晴らしい取り組みですが、時代の変化により共働き世帯が増加し、負担を感じるご家庭も増えています。
一部では、校庭解放が強制だと認識している方もいらっしゃるようですが、校庭開放自体は廃止することも可能で、実際に廃止した学校もあります。

ただし、校庭開放に一定のニーズがある場合、PTAの負担が重いため無理をして続けてしまうかもしれません。
担当課へ確認したところ、校庭開放と類似する事業として、指導員によるスポーツプログラムを校庭で行うことがあるそうです。
指導員をつけず校庭開放を行うことについても、レガスが支援することも決められた予算の範囲で可能ではないかと考えています。

各学校・PTAごとに取り組みが見直されています。
新宿区では、保護者の負担を減らすための取り組みが行われてきました。
ただし、逆に行政により新たなご負担を増やしてしまう場合もあります。
PTAに関して多くのご意見があると思います。
引き続きお気軽にご意見をお寄せください。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社