こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は、第三回定例会の最終日。
議案の採決を行いました。
今回の議案は、すべて賛成をさせていただきました。
主に多数決で意思表示が異なったのは二つです。
まず、決算についてです。
予算を反対した会派がそのまま反対されることが多いです。
私は予算は反対しても、決算については重大な不正等がない限り前期から賛成しています。
来年度予算に関しては別途検討をさせていただくことになりますし、決算実績から改革を進めていただきたいと考えています。
もう一つは、自動交付機の廃止に関する議案です。
新宿区は、コンビニ交付のタイミングが23区の中で最後になってしまったこともあり、厳しいご意見をいただいたこともありましたが、過去の経緯はブログでお伝えした通りです。
コンビニ交付の導入後は、住民負担を考えると、窓口対応を残しながら、どちらか一方を用いることが適切だと考えています。
自動交付機の廃止には賛成です。
また、委員会審査では、国で非正規職員のあり方に関して見直しが行われ、関連する議案がありました。
公務員給与のあり方には反対をしておりますが、非正規の方にも正規との差を無くすた目に手当てを支給する等の改善が必要だと考えておりますので、私も賛成をいたしました。
しかし、4、5億程度の財政負担が発生する見込みです。
今回の議案は妥当だと考えていますが、公務員給与のあり方を見直したり、根本的に自治体の仕事を廃止・縮小するなど行革が必要だと要望をいたしました。
—
今回の議案審査の中で改めて感じたことは、限られた財源の中で、基金の取り崩しやさらなる住民負担を招かないためにも、何かを良くしたら、何かを削ることが必要だと考えています。
そのためにも、個別の事業の是非のみならず、自治体全体を見渡しながら改革を行うことを求めております。
今回は決算特別委員会の委員になれませんでしたが、次の定例会、予算特別委員会等で改めて議論をさせていただきたいと考えております。
それでは本日はこの辺で。