ブログ一時閉鎖も検討。夢のある活動でより多くの区民を巻き込もう

選挙からネットをフル活用し、
当選後もブロガー議員としてなるべくわかりやすく楽しくお読みいただけるよう
情報発信を心がけてきました。

最初の頃は
「毎日ブログ書くなんて無理だ…」
と思っていましたが、
なんとか継続して記事を書き続けることで、
新宿区内では最もネットで発信力がある議員にはなれたのではと思っています。

そこで、ブロガー議員として次のステージを目指そうと考えています。

実は昨日、
「伊藤さんの現在の活動には夢がない。」
と、ある区民の方からご指摘をいただきました。

私が議員になった動機の一つは「教育改革」ではありますが、
子たちが社会に出ても活躍できるようにと、
税や世代間格差の問題をブログでも取り上げてきました。
振り返ると、既存の政治や大きな政府に対する批判的な話も多かったです。

そのため、ブログの内容については
「多くの区民はそんな話に興味ないし、話のネタも暗いのでは」
というご指摘もいただきました。

政治ライト層に向けて書いていたつもりでしたが、
テーマの設定が間違っていたのだと思います。

そして実際に、私のブログでは
「負けそうな選挙で戦って勝った!」
「議員になった瞬間に先生と呼ばれて違和感を感じた。」
「祭や式典には行きません!」
このような、政策と関係ない内容の方が反響が多いことも事実です。笑

インターネットを活用する際に最も重要なことは、
「これまで一切政治に興味がなかった新宿区民にアプローチをすること」だと思っています。

次の段階は何をするのかということですが、
ウェブ上に新宿区政情報が不足しているため、
情報のストックをすることは引き続き継続したいと思います。

議会閉会中の議員の仕事は調査研究だと思いますが、
区民の皆様にとっては、議員が何を調査しているのか、研究しているのかについて、
情報発信が無い限りさっぱりわからないと思います。
そこで、専門的な調査研究機関として、
ミニシンクタンク化して発展させる構想を考えています。

後日、政務活動費の使い道をブログで募集しますが、
今のところ最も有効な利用方法の一つだと考えています。
具体的には独自に区民や都民の意識調査を行い、
より専門的なコンテンツを提供していくことや、
大学等にも情報提供をし、協力しながら研究を進めていきたいと思っています。

また、こういった調査と平行して、
政治に関心の無い方でもご参加いただける企画も考えていきたいと思っています。
そこで、夢のあるまちづくりを推進していくプロジェクトの発足を検討しています。

インターネットコンテンツの表彰を行うなど世界一のIT都市を目指したり、
夢を叶えた超一流の大人を講師にして「夢教育」を実現するなど、
プロジェクトの運営チームも楽しめて、
達成することに夢を感じながらもお金をかけなくても済む新たなプロジェクトを考えていきます。

企画をするだけでもハードルが高いので、
何か良いアイデアがあれば、いつでもご連絡お待ちしています!

ザ・政治家として税・小さな政府に関する発信をしていきたいところですが、
そもそも政治に興味を持っていただかなければ改革のスタート地点にも立てません。

改革を実現するというゴールのためにも、
手段は明るく、楽しいことで区政参加の機会をつくることを意識し、
引き続き活動をしていきたいと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社