本日のテーマは「20代の議員」に関してです。
先日もブログを書いていますが、
一般社団法人ユースデモクラシー推進機構さんの
20代当選議員の会に参加してきました!
デジタルネイティブ世代として、
インターネットの活用は当たり前。
各々が斬新な議会活動を展開されています。
私の知人が独自に調査をした結果ですが、
2015年の統一地方選挙における20代の当選者の構成比は、
なんと0.89%です。
※他メディアの二次情報から集計。
※都道府県議会、市区町村議会(政令市、特別区含む)に関して。
1%きってるの?えっ…これだけ!?
桁が一つ間違ってるのかと思いましたが、
本当にたったの136名、全体の0.89%しかいないんです。
そもそも全体の立候補者数が19,101人に対して、
20代は221名しか立候補をしていません。
2015年の統一地方選挙では共産党が議席数を伸ばしました。
選挙の最中にも共産党に非常に強い風が吹いていることを感じていましたが、
政党別に見ると共産党の20代候補は「全員当選」という結果になり時代を感じます。
(政令市をのぞく)
20代の議員が実際に集まり、ネットワークができたので、
私も若者の政治参加などこれまで取り組んできたことを、
党派を超えて形にしていきたいと思っています。
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超少子高齢化、そして経済状況も大きく変化している中、
若い地方議員が1%も議席がない現状には、
「日本の未来は本当に大丈夫なの?」と心配になります。
若い世代にとっても、
自分たちの意見を社会に反映させるには、
やっぱり若い議員を擁立するのが最も効果的な手段だと思っています。
しかしそのためには、
若い世代が立候補して当選する必要があります。
一度経験して理解しましたが、
選挙はいわゆる「地盤、看板、鞄」
つまり、
「人脈」「知名度」「資金」の力に大きく依存します。
個人の能力でカバーできる部分もありますが、
家柄、年齢によるアドバンテージが非常に大きく、
事実上は世襲等により議席が利権化しやすい状況だと考えられます。
一方で、インターネットの登場により
変化を起こせる可能性にも期待しています。
特に地方選挙であれば、
ネット選挙は非常に有効だということを
自らの事例で証明できたのではと、希望を感じています。
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私が政治の世界に飛び込むにあたり、
政治の世界で活躍する同世代の方々の影響もありました。
現職の20代議員はしっかりと事例を残し、
若い人たちの立候補を促進していく使命があると思っています。
未来の20代議員へバトンをつなぐためにも、
毎日気を引き締めて活動していきたいと思います。
それでは本日はこの辺で。