若者の59%は車購入意向なし。都内はタクシーの方がコスパよさそうだし

若者59%が車購入意向なし 自工会調査、堅実志向が浮き彫り

日本自動車工業会が8日発表した2015年度の乗用車市場動向調査によると、車を保有していない10~20代の社会人のうち購入の意向がない層が59%に上った。理由は「買わなくても生活できる」のほか、「駐車場代などお金がかかる」「お金はクルマ以外に使いたい」と経済的な回答が多かった。

都内在住の実家暮らしではない若者で、車を持ってる同世代はほとんど見たことがないです。

特に都内だと、月極の駐車場代を借りると月3万〜5万円ほどかかりますし、維持コストが非常に高いです。
そして職場や学校も電車で通える場合が多く、毎日必要なものにも思えません。

また、月に数万円駐車場代を払うのであれば、ちょこちょこタクシーを利用した方がお得な気もします。
近場を移動するとして、タクシーで1回1,000円の場合、3万円あれば30回タクシーを利用できます。
移動手段として使いたくても駐車スペースに困るため、そして維持費も高いため、のところ車を保有することは考えられません。

車はレンタルしたりシェアするものになりつつあります。
そして、都市部を中心にUberのような便利なサービスのニーズは高まっていくでしょう。

そもそも運転が好きだったり、車に対してこだわりもなく、「買いたい!」と思えるほど夢が持てなくなってきた、というのが率直な感想です。
ただ、規制緩和や技術発展によって自動運転が一般的されたら、その時は欲しくなるかな、と思っています。
自動運転のメリットとして、事故や渋滞が減少する、という話が挙げられます。
これらが本当に実現した時に、これまで「買わなくてもいいかも」と考えていた層も、「生活が便利になるから欲しい」と感じていくのではと思っています。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社