子どものためにLGBTも排除せず多様な社会的養護の担い手を

本日はこども@ホームの勉強会でした。

活動がだいぶご無沙汰しておりますが、こども@ホームでは「すべての子どもに、温かい家庭を。」をキャッチフレーズに、施設中心の日本では少ない、里親、特別養子縁組などを推進することを目的に設立された団体です。

こども@ホーム推進委員会

勉強会では、一般社団法人レインボーフォスターケア代表理事 藤めぐみさんにご登壇をいただきました
レインボーフォスターケアさんは、LGBTに関わらず子どもに愛情を注げる人であれば誰もが里親になれるような社会を目指している団体ですが、本日は同性カップルが里親になるというテーマでお話をいただきました。

まず、特別養子縁組では「夫婦」であることが要件となっています。
2012年には大阪府で男性から性別変更した三十代女性が、里親の母親として特別養子縁組を申し立てて、大阪家裁に認められるという事例はありましたが、法律の改正が必要となり高いハードルがあります。

一方で里親になるということは法律上可能です。

児童福祉法にある里親になるための要件は以下の通りですが、夫婦である必要はありません。

1.要保護児童の養育についての理解および熱意と、児童に対する豊かな愛情を有していること
2.経済的に困窮していないこと
3.都道府県知事が行う養育里親研修を修了していること
4.里親本人またはその同居人が欠格事由に該当していないこと

しかし、東京都里親認定基準がこちら。

里親申込者は、配偶者がいない場合には、次の全ての要件を満たしていること。

ア 児童養育の経験があること、又は保健師、看護師、保育士等の資格を有していること。
イ 起居を共にし、主たる養育者の補助者として子供の養育に関わることができる、20歳以上の子又は父母等がいること。

「20歳以上の子又は父母等」という記述がありますが、東京都では「等」には事実婚パートナーは含むが同性パートナーは含まない、との回答がありました。
東京都では「原則夫婦」が基準で、そうでない場合は非常に高いハードルが課されています。

例えば、シアトルではLGBTであることを理由に里親申請を断ると、差別的な対応とみなされ事情聴取まであるとのことです。
日本と意識の差を感じますし、これから自治体側の意識改革も必要です。

そして、何よりもチルドレン・ファーストの観点からも子どもが育つ場に多様性が必要です。

例えば、男性から暴力を受けている女の子がいた場合、男性を見ると怖くなってしまうこともあります。
そのような場合に、女性同士のカップルであれば、子どもは安心します。

勉強会の後には、昨日33歳になったおときた駿東京都議会議員の誕生日会も行われました!

学生インターンから人生ゲームのプレゼントが^^

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最近連日テレビでも大活躍で、大変お忙しい時期だと思いますが、改めてお誕生日おめでとうございます!

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社