【告知】21時からのAbemaPrimeで新宿区議会議員のお仕事についてご紹介

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

明日から、NPO法人にご協力いただきインターンシッププログラムを開始する予定です。
2月3月は、大学生や高校生の方々にお越しいただきますが、こちらからの一方的なレクチャーだけでなく、子どもと若者目線での改革を行うためにも、学生さんからも意見をぶつけていただき、政策提言に活かしていきたいと考えています。

インターンシップでは、最初に区議会議員の仕事についてお伝えすることになります。
改めて何をしているのかまとめてみたいと思います。

まず、区議会は「議決機関」と言われており、意思決定を行います。

最近はボタンで押すところも増えてきましたが、新宿区議会では賛成反対の採決を起立することで行います。
私も野党の立場として議案に反対をさせていただくことがありますが、実際のところ自民党公明党が過半数を占める現状は、新宿区議会では区長提案はすべて通ることが事前に決まっているようなものです。

詳しくは過去のブログで↓
地方議員の仕事を解説!非公開会議から本会議での採決まで

しかし、ただ多数決を取るだけでなく、採決の前には議論を行います。
私の考えは、新宿区としてこれまで進めてきた方針に反対するようなものも多く、すぐに受け入れられることは難しいかもしれませんが、今後の区政に反映される可能性を高めるためにも、黙ってやり過ごすのではなく、できる限り自分の考えを発言するように心がけています。

また、議案の審査とは別に、質問を行うことができます。
新宿区政について疑問に思うことや、提言などを届けることができます。

新宿区議会では、私のような1人会派の立場を大切にしてくださっています。
議会のたびに20分の代表質問の機会をいただき、一人あたりの質問時間が最も長いのは、一人会派です。

質問をしてもその場ではすぐにお返事をいただけない場合もありますが、職員や議員に関心を持っていただくことができれば、次の展開につながる道も見えてきます。

と、ここまでは決められた仕事ですが、それ以外の仕事は原則自由です。

これまでもブログで情報発信を行ってきましたが、私の場合はかなり変わった活動を行なっているそうで、先日AbemaPrimeさんが議会直前の活動を取材しに来てくださいました。

(カットされるかもしれませんが)本日の21時〜23時の間(生放送で前後しますが22時以降かも)に放送されるようです。

詳しくはこちら↓
AbemaPrime – AbemaTV

取材の日に行ったことの一つが、ベンチャー企業をお訪ねして、人工知能(ディープラーニング)を用いたサービスによる新しい福祉のかたちを体験でした。
ゴーグル型デバイスを装着して体験してきましたが、新しいテクノロジーの流れへの理解が深まりました。

もう一つも人工知能関連の活動です。
議会活動を人工知能で行うというテーマを繰り返し発言してきましたが、大企業のエンジニアをお招きし進めております。
PythonやRなどについて話をさせていただいたり、実際にプログラムをつくる過程もございます。
その打ち合わせの場も取材していただきました。

冗談だと思われていましたが、自分の手でプログラムを書いています。
一般的に、人工知能というと、万能のように思われがちですが、できることできないこと、得意不得意な領域があります。
自分の手を動かすことで、今何ができるのが、どう行ったかたちで議会質問にコンピュータを投入するのが最適なのか、やっと見えてきました。

決められた会議以外の議員の仕事は、自由な発想で行うことで、慣習に縛られず若さを発揮できるものだと考えています。
私のマイペースな活動が、良いのか悪いのか、様々なご意見もあるかと思いますが、個性を殺さないように注意しながら、今後も独自の路線で頑張ります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社