吉住健一新宿区長2期目への挑戦。野党連合の強さと1期目の実績を強調

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、「新宿区政を語る会」へ出席させていただきました。
会場は花園神社社務所です。
山田美樹衆議院議員、朝日健太郎参議院議員、秋田一郎東京都議会議員、そして主催の渡辺清人新宿区議会議員からお話がありました。

弁士のみなさまが、
「前回とは異なり、野党連合は手強い。」
と強調されていることが印象的でした。
2014年の新宿区長選挙では、吉住健一新宿区長と日本共産党推薦の岸まつえ候補との一騎打ちでした。
今回は立憲民主党がのざわ哲夫さんへの支持を表明しており、一筋縄に勝てる選挙ではありません。

立憲民主党が支持を表明。新宿区長選挙で自由党・共産党等が推薦する「のざわ哲夫さん」

2018年10月23日

今回の新宿区長選挙では、これまでの実績を打ち出し評価を得られるかがポイントになります。
吉住健一新宿区長は、中山弘子前新宿区長と比べると目立った実績がないようにお感じになられている方も多いです。
その上、新聞等で報じられた公園のデモ規制や特殊詐欺対策の印象が強いです。
これらの案件は私も賛同していませんし、議員が行政のチェックを行うという性質上、ブログの内容も当然ながら吉住区政に関する問題点を書かせていただくことが多かったように思います。

しかし、基本的にはトップダウンというよりは、調整を重視される首長であるように感じています。
若者会議をスタートしたり、貧困家庭のための23区初の入学学用品費の前倒し支給、2016年共働きで子育てしやすい街ランキング全国1位の自治体を獲得するなど、支援を充実させてきました。
物足りないとお感じの方ももいらっしゃるかも知れませんが、これらの取り組みについては、どちらかと言えば市民(≒野党を応援する方)のみなさまが望んできた政策だと考えています。
与野党の枠組みを超えて本当に必要な政策がどれだけ実現できたかを評価し、次の期へ引き継ぐことも大切だと考えています。

最後は、ガンバローコールで終わりました。

新宿区長選挙は区民が意思表示をする機会です。
自公VS野党のような構図には違和感がありますし、国政の枠組みとは異なります。
地域における暮らしにも目を向け、約2,000億円もの予算をどのように考え自治体を経営していけば区民の暮らしが豊かになるのか、ということを議論する絶好の機会だとと考えています。

少しでも関心をお持ちいただけるよう、引き続き情報発信を行ってまいります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社