コンピュータなしの手書きでも大盛況!データシティ勉強会は数学・微分積分

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、第18回データシティ勉強会でした。
データシティ勉強会では、オープンデータやプログラミング教育など区政に直結する課題はもちろん、機械学者のハンズオンも実施してきました。

今回は、人工知能の研究開発を行う田中さんに講師をお願いしました。
テーマは、数学の微分積分でしたが、はじめてコンピュータを一切使わずにホワイトボードで手書きの数学でした。
写真ではあてられるのが怖かったのか前の方に人がいませんが、後ろは満席で参加人数も20名を超え、ビジネスマンや地方議員、高校生の参加もありました。

本日は主に微分を扱いました。
接線の傾きを求めることができます。
曲線の最大、最小の点やグラフの形を求めることができます。

計算の方法を学びながら、最後は微分がどのように役に立つか実践をしました。

一枚の紙があり、四すみを正方形でカットして箱をつくら問題です。
体積が最大化する辺の長さを微分で求めました。

物事を数式で表現する力の養い方など、とても参考になりました。

計算が多くついていくのが大変だったのかもしれませんが、微分の役割が少しでも伝われば幸いです。
大人気の講座ということで、次回は積分を予定しています。

本日もご意見が出ていましたが、学校では学ぶ目的を考える前に、テストの点数を上げることを目的に勉強することがあります。
「高校の頃に今日の講義を受けていれば数学が嫌いにならなかったのに!」
とのご意見も出ていましたが、区立学校でも目的を伝えながら学べる環境をつくります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社