こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
新宿区ではエンジニアとしての採用を行っていません。
しかし、情報システム課の職員はCOBOL等の言語を扱い、システムを内製化しています。
先日ご紹介させていただいたレッドチームテストなど先進的な情報セキュリティ対策を進めていただくなど、技術力から費用対効果の精査まで非常にレベルの高いチームです。
しかし、昨今議会でも問題提起を行ってきたように、インターネットに接続されたシステムが増えてきました。
メインフレームのシステム開発とはインフラや言語、さらに情報セキュリティ対策も異なるものです。
そこで、ICT関連資格の取得が有効だと考えています。
私も大学生の頃にJavaの資格を取得したことがありました。
ICTに興味を持ったきっかけは、同じ大学で文系の友人が時給3,000円でWebの会社でバイトをしていたのを見て、簡単にはじめられて力仕事よりも楽そうだと判断した程度のものでしたが(笑)
資格はあくまで入り口ですが、今でも変数、関数、オブジェクト指向等についてコードを書きながら学ぶことができました。
情報セキュリティ対策についても、体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方(通称徳丸本)等のコードを動かし、擬似的な攻撃をしながら主な手法を学びました。
また、私自身もVPSやクラウドでWebサイトを公開したこともあります。
国ではAWSの活用が行われる見通しですが、新宿区のWebもクラウド化が行われましたが、職員が操作ができることが望ましいと考えています。(採用という方法もありますが)
Webアプリケーション、さらにクラウドをはじめとするWebインフラのスキルを新宿区が保有することは、情報セキュリティ対策の強化に寄与すると確信しております。
資格の取得や研修にリソースを割くことが政策的にも必要だと発言をいたしました。
情報システム課には一定のご理解をいただきました。
大変な無茶ぶりですが、これまでも議会での提案以上の結果をいただくことがほとんどで、勝手ながらご対応いただける可能性は十分にあると思っております(笑)
お忙しい中で職員のご負担のないよう、コンピュータを楽しみながらスキルセットのアップデートにつなげていただけるよう、今後はより具体的な提案を進めてまいります。
すでに新宿区の情報システム課は日本一だと思いますが、さらに上を目指してICT改革に努めてまいります。
それでは本日はこの辺で。