決算に賛成。内部統制に依拠した監査について質疑

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

昨日まで決算特別委員会に出席していました。
予算については政策的な一致が難しく反対をしましたが、令和三年度決算については賛成しました。

議会は、重要な虚偽表示が行われていないか、直接的に帳簿や証拠を確認しているわけではありません。
監査意見をよく読み、質疑をして決算は適正であると評価をしています。

監査事務局に監査計画、内部統制、また金額の大きい現金、預金、人件費等について質疑を行いました。

伊藤 リスクに基づいて監査計画が策定しているか。

監査事務局長 リスクアプローチで監査を行っている。

伊藤 特にリスクが高いと判断したポイントはどこか。

監査事務局長 全庁に広く見られたリスクとして、支出の遅延、随意契約、履行確認、契約事務処理等がある。チェックリストを作成して対応している。

伊藤 現金等の流動性の高い資産については確認しているか。

監査事務局長 各部門で内部統制のチェックとして行っている。過去に課題が見られた場合は、委員が直接現場で確認している。

伊藤 預金について残高はどのように確認しているか。

監査事務局長 例月出納検査において通帳と帳簿の残高を確認している。

伊藤 給与計算について確認をしているか。

監査事務局長 特定月に支出が大きくなった時に確認している。人事課でシステムを使っているため、内部統制のチェックを各部で行っている。

伊藤 監査基準に内部統制に依拠した監査ということが示されているが、どのような対応をしたのか。

監査事務局長 基本的には各部において行っている内部統制がある。業務の効率的効果的な遂行、財務会計の信頼性、法令遵守の状況、資産の適正な保全について各部において改善をはかり信頼性を高めている。監査が質問を行い確認を行い、場合によっては資料を提出してもらう。

丁寧にご答弁をいただけましたし、適切に監査が行われていることがわかりました。

ちょうどJPYC社では現金、預金、人件費など私が監査を行って役員のみなさまからのご質問に対してお答えしなければなりませんでした。
答弁する側の大変さを痛感していたのでご負担をおかけして申し訳なくも思いましたが、改めて心強く感じました。

他にも様々な質疑を行いましたが、改めてご報告させていただきます。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社