議員研修「区内中小企業等の現状と今後の展開について」

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は全員協議会が開催されました。
議案の説明がありましたが、気になることがあったので少しだけ発言をしました。

その後、全議員を対象とした研修会が開催されました。
年に1度行われていますが、今回は「区内中小企業等の現状と今後の展開について」というテーマでした。

新宿区商店会連合会事務局長、また産業振興課長によりプレゼンテーションが行われました。
新宿区は卸売小売、宿泊飲食サービス業、士業・広告、情報通信業が多く、建設業や製造業が少ないことが特徴です。

倒産件数については減少傾向にあることをご説明いただきましたが、コロナや物価高で事業者によって大きな影響を受けており、新たに融資を受けて経営を継続されている事業者の方もいらっしゃいます。
経済活動を止めず、また制約をかけることのないよう基礎自治体としてスタンスを示し続けることが重要と考えています。

これまで基礎自治体による中小企業といえば、融資や補助金など金銭的支援が中心であったことについても言及されていました。
課題が明確な場合には有効ですが、課題設定型の支援が必要とご説明がありました。
この点はとても共感しており、課長のご発言に感動しました。

中小企業も含めて生産性の向上するにはイノベーションが不可欠です。
もちろん、その鍵はスタートアップにあります。

スタートアップ新宿という会派名なので、産業政策の転換につながる提案を続けてまいります。

それでは本日はこの辺で。