SBTを用いた本人確認、二次流通に要注意!

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

ブロックチェーンの話になりますが、非常に重要なので共有します。

SBTという新しいトークンが、本人確認の方法として注目されています。
これは「魂につながれたトークン」を意味し、一度発行されると譲渡できない特徴を持つNFTです。

この独特の特徴により、資格の証明などさまざまな用途での利用が考えられます。

一方で、Emblem Vaultというサービスを使えば、複数のトークンやNFTを1つにまとめることができます。(ビットコインNFTのようなことができるサービス)
そして、SBTの入ったウォレットを譲渡可能なNFTとして流通させることも可能です。

もちろん、譲渡先でウォレットの秘密鍵を見れてしまうためあまり流通しないようにも思いますが、この点に関してはスマートコントラクトで抜け道を用意することも考えられます。

SBTの特性、すなわち「魂につながれたトークン」としての役割は重要だと考えています。
単に譲渡制限のあるトークンというだけでなく、信頼された複数のアカウントによるソーシャルリカバリーと呼ばれる秘密鍵再発行の方法などがあります。
本人確認に用いることは難しいですが、非常に興味深いです。
多方面での活用が期待できるため、継続的にSBTについて研究していきたいと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社