男女共同参画推進計画案、女性限定で「性の商品化」は差別では?

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

新宿区第四次男女共同参画推進計画についてパブコメが行われています。

「新宿区第四次男女共同参画推進計画~ジェンダー平等社会を目指して~」(素案)のパブリック・コメント及び地域説明会を実施します:新宿区

以下の表現が気になりました。

ポルノやセックスアピールを利用した広告等の性的情報等、女性の性をモノ扱いする「性の商品化」が日常化しており、「性の商品化」防止に向けた取組みを進めていくことが求められます。

まず、どのような広告や情報を指すのかも不明でどのような状況が日常化していると言えるのかも曖昧です。
また「女性の性をモノ扱い」という表現がありますが、男性に関する問題はスルーされ、むしろ男性が悪者にされてしまっているように感じています。
性別に関係なく問題は存在するため、違法行為等は厳しく取り締まることが重要です。

また、法律を遵守しているにも関わらず、性の商品化とレッテルを貼られて職業差別されている女性もいます。
自治体がこのような文書を発表すれば、職業差別だと感じてしまいます。

男女共同参画については、自治体が意識啓発をすること自体がなじまないことだと考えています。
本件については、担当課と議論を進めます。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社