日本を元気にする会では「情報保障」が当たり前に!情報保障って何?

本日はタリーズコーヒージャパンの創業者としても有名な、
日本を元気にする会 松田公太代表によるフェロー勉強会でした。

松田代表による、国政報告、
おときた都議による欧州視察の報告を行いました。

内容は盛りだくさん、政治家の勉強会って参加費もお高いのでは…
と思う方もいらっしゃるかもしれません。

新たな取り組みとして、今回は優しさに満ち溢れた500円ぽっきり
ワンコインで参加できるイベントなになりました!

ということでTVショッピングみたいになってしまいましたが、
松田公太代表のフェロー勉強会は定期的にやっておりますのでぜひご参加ください^^
(懇親会の有無、内容等によって参加費が異なる可能性もありますので、
事前にご確認ください!)

さて、タイトルにも掲載した「情報保障」についてお話をさせていただきます。
本日のフェロー勉強会においても、
まわりの気遣いから「情報保障」が生まれておりました。

情報保障(じょうほうほしょう)とは、身体的なハンディキャップにより情報を収集することができない者に対し、代替手段を用いて情報を提供すること。ウィキペディア(Wikipedia

通常の会議は、書類を読み上げたり、発言をしたり、
耳で聞く情報が中心になるのではないでしょうか。
しかし、視覚情報など別の手段を利用することで
誰もが参加をしやすい環境を作っていくのがこの情報保障になります。

以前、筆談議員の斎藤りえ議員を含めた元気会の地方議員で会議をした際も、
「UDトーク」という音声認識ツールを活用しました。

本日もりえさん以外に聴覚障害をお持ちの方が勉強会に参加をしていましたが、
このUDトークが大活躍!

この音声認識ツールを利用することで、
スマホに向かって話した言葉が自動的に画面に表示をされるのです!

UDトーク | コミュニケーション支援アプリ

耳の情報から目の情報へ変換されるということになります。

image

こちらは本日の勉強会でのお写真ですが、
入力した文字情報を読み上げるツールです。

実際にこちらのツールを活用し、聴覚障害をお持ちの方が、
松田代表に質問をすることができました。

日本を元気にする会は、
視覚でも情報を得られるスライドを活用したり、
会議内容の字幕を表示したりすることにも挑戦したり、
どこよりも情報保障が進んでいる政党だと思います。

自分にとっての当たり前も、
他の人にとっては当たり前ではないかもしれない。
そう気付かされる場面が多くあります。
これも斉藤りえ北区議会議員のおかげだと思っています。

実は、私が情報保障という言葉を知ったのは、
昨年聴覚障害を持つ友人と出会ったことがきっかけでした。

耳が聞こえる人にとって、
普段の生活で耳が聞こえ無い状況があるということを意識をするのはとても難しいでしょう。

これまでは、政治の世界では情報保障が無いことが当たり前でしたが、
一人の議員が誕生することで、
「当たり前」とされていた多くのことが変化を余儀なくされる状況が生まれました。

情報保障をしていない状況は、
特定の層を排除する要因になっていることをしっかりと自覚しなければなりません。
新宿区においても、
誰もが参加できる開かれた議会を目指していく必要があると思っています。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社