20代前半の意見は3.1%若者の新宿区政参加は絶望的な結果に。。

N112_rakugakitatazumudansei500本日のテーマは若者の新宿区政参加です!

昨日の検証項目に、

新宿区民の区政参加、的確なニーズの把握に関する検証がありました。

以下、検証資料より引用

1.区政モニター会議
毎年公募で区政モニター(定員50人)を募集し、人気は1年とし、毎回違うテーマに関する会議を年4回開催します。高齢者福祉、子育て、防災などのテーマに関する区事業の説明の後、モニターから様々な質疑を受けます。活動を通して寄せられた要望、意見などを区政運営に反映させます。

開始時期は、昭和45年度からです。
実績
平成23年度 44名(男19名、女25名)
平成24年度 50名(男16名、女34名)
平成25年度 47名(男22名、女25名)

2.アンケート区政モニター
若年層や勤労世帯を含むより幅広い層の区民意見の聴取を行うため、無作為抽出による区の依頼を引き受けていただいた1,000人をモニターとして登録し、年4回、郵送により区事業に関するアンケート調査を実施し、その結果を区政運営に反映させています。人気は1年です。
開始時期は、平成16年度からです。平成20年度から実施回数を3回から4回に増やすとともに、登録車数も600名から1000名に拡大しました。
実績
平成23年度 1,000名(男453名、女547名)
平成24年度 1,000名(男426名、女574名)
平成25年度 1,000名(男443名、女557名)

 

区政モニターアンケート等の結果はこちら

新宿区意識調査検索ページ

区政モニター会議ですが、

平成25年度は47名募集があり、勢力的にやっている模様です。

しかし、予想通り平日の昼間の開催なので若い人はやはり参加できなかったようです。

(今回委員の公募でも僕の上は40代中盤でした)

また、

若年層や勤労世帯を含むより幅広い層の区民意見の聴取を行うため ということでアンケート区政モニターというのがございます。

そもそも幅広い意見を求めるならアンケートをやろう!というよりも土日にも参加できるようにしてほしい!というつっこみもありますが、、、

実際に公開されている統計情報を見てみると、

20~24歳は、
3.1%しかありませんでした。

40~44歳は
11.1%と比べると、

3倍以上開いています。

結果をみると、

若年層は少なく、

やはり年齢に偏りがあります。

 

新宿区に確認を取りましたが、

 

無作為に登録の依頼をするが、
あくまで返答があった場合に協力をしていただくということで、

比率などの調整は行っていない。

とのことでした。

若者は対象から外れてしまっている

今回偶然若い僕が参加したので、

若者が対象から外れてしまっているのではないか?

と違和感を感じました。

おそらく特定の世代だけで議論をしていると、

このようなことは問題に感じずらいのではないかと思います。

 

現状として、

若い人は新宿区政に興味がないのかもしれません。

しかし、若者だからって困っていることが存在しない

¥ということではないと思います。

 

そもそも若者の参加が難しい時間に区民から意見を聴取するということは不条理だと考えます。

 

また、区民の意見を把握する方法が、
根本的に若者に合っていないと僕は感じています。

 

若者が区政参加をする可能性として時間や場所に制約の少ないインターネットの活用を多いに期待をしています。

 

現状ソーシャルメディアでは、一方的に情報を掲載するだけになっていますが、

まずは、

ご意見がある方はソーシャルメディア上でなんでも言ってください!

というくらいのことを記載してしまえば、

少なからず若い人の意見が集まると思います。

 

直接新宿区にあてたメッセージ以外で活発に区政に関する意見が出やすい環境が生まれるでしょう。

この辺を改善し、まずは行政が若者へ意見を聞く姿勢を見せることを期待します。

 

特定の世代のみのニーズを重点的に採用するよではなく、

意見の募集方法からも暗黙の了解でターゲットから外れているであろう、

 

夜中にコンビニでたむろしているような若者

 

まで声を拾っていきたい!という気持ちを持ってやっていただかないといかんなと思いました。

 

僕が思ってることは綺麗ごとかもしれません。

しかし、若者の区政参加受け入れる気持ちすら感じられないような現状くらいは変えていきたいです。

それでは本日はこの辺で!

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社