10月23日から1ヶ月、西落合図書館臨時休館。休館で業務が減っても指定管理料が減額されないのはおかしい

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

昨日の文教子ども家庭委員会で議題となりました、新宿区立西落合図書館の閉館についてお伝えします。

西落合図書館では、空調設備が老朽化し、工事が必要な状況にあります。
そのため、休館日に工事をするよりもより効率的で公費の投入額を下げるためにも、1ヶ月臨時休館して改修を行います。

10月23日(月)〜11月24(金)まで臨時休館となります。

私も西落合の住民です。
改めて広報しんじゅくやホームページでも周知が行われますが、地元のみなさまにはご理解をいただければと思います。

さて、議論の過程で少しおかしなことに気がつきました。

西落合図書館が臨時休館している間は、選書や企画、会議への参加など一部の業務が継続されますが、仕事の量は少なくなります。
質疑で明らかになったことは、臨時休館で仕事量が減るにも関わらず、指定管理料は減額されないということです。

今回の案件は突発的なものではなく、区は工事のタイミングも把握していました。
もちろん、突発的な工事が発生した場合は、区に責任があるため満額支払うことは納得できますが、今回のように以前からわかっていたことに対しては、仕事量に応じて減額することも盛り込んでおくことが妥当です。

以前にも、長期欠席の議員や委員へ報酬が支払われ続けていることが議論になり、新宿区議会でも条例の改正が行われました。
こうした比較的監視の目が厳しく一般的に伝わりやすい事例だけでなく、業務委託の内容という一般の区民がまず知る機会がないところでも、同じようなことが起きていました。

明らかにおかしな状況下で公費投入が行われていることを指摘させていただき、改善をいただくよう要望させていただきました。
今後も類似した事例について調査しながら、区議会を通じて訴えてまいります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社