新宿区のパブリックコメント地域説明会に20代が参加してみた

衆議院選挙特集が終了し、
本日からは気を引き締めて新宿区の政治に取り組むモードへ切り替えて情報をお届けします!

ということで本日はパブリックコメント説明会に参加をしてきましたのでレポートをさせていただきます。
以前もご紹介させていただいた記事の続きになります。

【説明会有】新宿区では障害者、次世代などパブリックコメント募集中

教育、介護、福祉に関するパブリックコメントを募集されていました。
担当課長から説明があり、
一通り終わったところで質疑の時間という流れになりました。

いらっしゃっていたのは仕事のために参加する必要のある方が多く、
純粋な新宿区民の若者は参加していなかったです。

さて、今回私が意見をした内容というのは、

介護保険料の引き下げです。

日々メディアで取り上げられているように少子高齢化が社会的な問題になっています。
人口の話には説得力がありますが、
少子高齢化のため当然に介護保険料が上昇するかのような説明がありました。

実際に次の期以降は介護保険を千円弱値上げをするとの計画になっています。

介護サービスの充実は必要であり、
良い人材を定着させるためにも待遇をよくする必要がある
との観点で投資が必要とのことでした。

しかし、財政が比較的健全な新宿区では減額し負担を減らす方向で動いて欲しいと要望をさせていただきました。
毎月千円ずつくらいの負担が知らない間に少しずつ増えてしまう。
それが積み重なれば非常に大きな話に発展してしまうということを頭に入れておかなければなりません。

また、介護労働者の賃金が低いという問題を行政が解決するということは、
一時的に問題を先送りにしているに過ぎないのではないでしょうか。

二十代なので介護に関しては当事者ではありませんが、
将来世代を見据えて負担を残さない準備をしなければきっと今の若者が大人になったときに負担は増えてしまうことになります。
ということで、保険料を頼りにするという方針ではなく、
民間の力で解決をしていく必要があると思います。

政治というものはすぐに結果が出るものが全てではありません。
二十年、三十年後の行う政策も大切にしていく必要があると思います。

これからの政治には若者からシニアまで将来世代のことを考え、合意形成をすることが重要だと思います。

それでは本日はこの辺で!

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社