高校生の本音。「自治体のことわからないし誰に投票して良いかもわからない」

本日から高校生・大学生のインターンシップの受け入れを開始しました。
インターンシップとは、関心のある業界で実際に働き学ぶ制度のことですが、
夏休みということで地方議会・行政に興味のある若い学生の皆さまにお越しいただきました。

私自身の高校生・大学生時代の夏休みを振り返ってみても、
地方議会や行政のことより、とにかく遊びまくることを考えていたと思うと頭が下がります。

本日から3日間のプログラムで地方議会や行政について理解を深めてもらうために、
初日は新宿区の事業説明や、施設を回っていくことにしました。

私の自己紹介や新宿区議会の説明からスタート。
一通りの説明が終わり、
「ぶっちゃけ政治家ってどう思う?」
という質問を学生にしたところ、
「議員の人が普段何をしているかわからない。」
「なんだか堅そうな仕事…」
などのご意見をいただきました。
私も今以上に透明性が高く、区民から身近な存在になれるように頑張らなければなりません。

その後に、お忙しいところお時間を作っていただき、
吉住健一新宿区長から、新宿区長のお仕事などについてお話をしていただきました。
区長から学生たちに、
「興味があることはテーマは何ですか?」
というご質問をされたところ、
高校生の一人から、
「18歳選挙権の話に興味がある」
という返答がありました。

ということで、最終日には「18歳選挙権」に関して
自由に政策立案をしてもらうワークショップを実施する予定です^^

午後は、事前に大学生インターンの方に興味のある事業を選んでもらい、
自殺対策、職員研修、自転車対策、商店街のホームページなどについて、
担当の職員の方にお越しいただき4本のレクチャーをしていただきました。

吉住健一区長、職員のみなさま、
お忙しいところあたたかいご対応をいただきありがとうございました!

学生からの興味も高まっている「18歳選挙権」によって、
若い世代の力がより社会に反映されるようになってきます。
しかし、高校生や大学生のいまの状況を見ても、
これまで地方議会や行政とは接点がないし、誰に投票して良いのかわからない
となってしまう方も多いと思います。

子供のうちから、地方議会や行政に関心が持てるよう、
主権者教育の一貫として今から対策をしていくことが大切です。

あと残り2日分プログラムが残っていますが、
引き続き学生の皆さんに多くのことをお伝えできるように頑張ります。

また、高校生・大学生で新宿区政に興味がある方は、
可能な限りお力になりたいと思いますので、
インターンシッププログラム期間外でもぜひお気軽にご連絡ください^^

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社