こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
ナイトタイムエコノミーと安全・安心について代表質問をいたしましたので、ご報告させていただきます。
平成30年第4回定例会でも、立ち小便や薬物取引の問題について代表質問をさせていただきました。
この問題はまだ解決できていません。
地域の方は、今でも四谷警察署にも相談をしているそうです。
あるお店のオーナーさんにお話を伺ったところ「薬物は買えますか?」と訪ねてきたお客さんもいらっしゃったそうです。
薬物については賛否両論あると思います。
しかし、現在は違法である以上、地域の方も問題視されており、安全・安心の観点からも対策を講じなければなりません。
他にも、立ち小便をする人が減らずに困っているとのご意見もいただいております。
警察や地域の方と連携し、監視カメラの設置等、早急な対策が必要です。
以下、質問と答弁です。
伊藤 3点質問があります。
1.ゴールデン街の安全・安心について、十分だとお考えですか。認識されている課題等があれば教えてください。
2.警察や地域との地域の方と協議を行いましたか。今年に入ってからゴールデン街の安全・安心対策に関して、何か進展はありましたか。
3.区立公園である以上、地域の方が独自に監視カメラを設置することも難しいです。区による早急な対策が必要だと考えております。監視カメラの設置等、具体的な対策のご予定はありますか。区長のお考えをお聞かせください。
吉住区長 ゴールデン街は、歌舞伎町地域のイメージアップやインバウンド需要の増加などにより、賑わいや活気を見せている反面、隣接する四季の路では、自転車の乗入れや飲酒による迷惑行為などの課題があり安全・安心が十分に確保されているとは言えない状況です。
本年4月、新宿ゴールデン街まちづくり協議会の代表の方々とお会いし、景観に配慮した禁止看板や椅子のようなオブジェクトへの座り込み防止策、及び防犯カメラに関しての意見交換を行ったところです。
防犯カメラについては、警察からも犯罪抑止のために増設してほしいとの要望書が提出されており、設置に向けた調整を進めているところです。
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ナイトタイムエコノミーと安全・安心については、一期目から取り組んでまいりました。
地域の方や警察が動いてくださったことが大きいですが、この問題についてもご理解いただき、一部ですが公園の状態を改善いただき、さらにカメラについても具体的なご答弁をいただくことができました。
プライベートではあまりお酒を飲む方ではありませんが、現深夜まで飲み歩きながら現場の撮影やヒアリングを行いました(笑)
新宿区でナイトタイムエコノミーを推進するためには、当事者の声を取り入れることが大切です。
海外ではナイトメイヤーが注目されていますが、政策を推進するためにも当事者の声を取り入れられるよう、引き続き取り組んでまいります。
それでは本日はこの辺で。