こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
9月の議会では決算の審査が行われます。
このタイミングでは、決算書、予算執行の実績、決算審査意見書など基本的な資料に加えて決算審査でよく用いられる書類を受け取ります。
どのような書類があのか、ご紹介します。
まず、8月末に行政評価の内部評価の結果を受け取りました。
今回は、4つの個別施策と70の計画事業について評価が行われています。
いくら負担してどのようなアウトカム・アウトプットがあったのか、新宿区としてどのように判断されているのかを確認することができます。
地方自治法では新宿区土地開発公社の決算と事業計画を議会に提出することになっています。
他にも公益財団法人未来創造財団、公益財団法人新宿区勤労者・仕事支援センター、社会福祉法人新宿区社会福祉事業団についての資料を受け取りました。
外郭団体について財務状況に問題がないか、また監査意見で何か重大な不備が見つかっていないかを確認しました。
さらにデータブックという資料があります。
各部ごとに冊子が作成され、表やグラフ等を用いて区の情報がわかりやすくまとまっています。
決算委員会でもデータブックを閲覧して質疑をする方が多いです。
しかし、この資料は区民のみなさまには公開されていません。
公開すべきだと考え議会でも取り上げておりますが、引き続き要望を続けます。
財政白書を毎年発行しています。
この資料には、貸借対照表等の財務書類が掲載されています。
とてもわかりやすいので決算審査で使用したいのですが、議会終了直後に受け取ることになっています。
こちらも資料を早期に出していただけるよう、引き続き要望を続けます。
結構な量がありますが、先週から目を通しはじめて概ね終わりました。
有用な資料を作っていただいたので、議論につなげてまいります。
それでは本日はこの辺で。