選挙のオープンデータ化、Googleマップ活用等推進へ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

選挙のオープンデータ化について質問したのでご報告します。

現在、新宿区でもオープンデータが公開されていますが、投票所のデータについては名称のみで、住所や緯度経度がなく、紙媒体やPDFでの提供となっています。そのため、デジタル上で活用するには自ら住所を入力するなどの作業が必要になります。

他自治体では、すでに機械判読可能な形式で公開し、利便性や透明性を高める事例が増えています。これは候補者の事務効率化や選挙分析に資するだけでなく、有権者にとっても投票率向上や政治参加促進につながる取り組みです。

私自身もかつて、紙の地図にマーカーを付けて配布するという作業を経験しましたが、こうした負担は多くの候補者が抱えています。データ形式の改善で大きな効率化が可能です。

以下、質問と答弁です。

伊藤 他自治体の事例を踏まえ、ポスター掲示板や投票所を含む選挙関連データのオープンデータ化を、新宿区でさらに推進されるお考えはありますか。

選挙管理委員会事務局長 現在、選挙管理委員会では「投票区別・町名別選挙人名簿登録者数」や各種選挙での「投票区別投票者数・投票率」等の情報をオープンデータとして区ホームページに掲載しているところですが、今後、ポスター掲示場や投票所の情報のオープンデータ化についても検討してまいります。
なお、選挙時のポスター掲示場の設置場所をグーグルマップ等に表示して、その情報を候補者等に提供することについても、あわせて検討してまいります。

前向きなご答弁をいただくことができました。
IT技術者として、オープンデータの考えを広げて、データの利活用を広めてまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社