投資家目線で掘り出し物かも!?ベンチャー企業の攻めるIRで株価最適化をすることが超重要な理由

本日は、私が以前関わっていた仕事の話を。

外資系投資銀行でアナリストを経て独立し、IR(投資家情報)コンサルティング会社を設立された社長がいらっしゃいました。
私とその社長は行政の提供する経営支援サービスがきっかけでご縁があり(中央区ですが今思い返すと素晴らしかった)、私はアソシエイトという役職をいただき一時期勤務をさせていただきました。

世の中には、適正な評価を受けていない企業がたくさんあります。
その原因として、企業の認知度不足や、訴求力のあるレポートが投資家の手元に届いていないことが挙げられます。

そこでその会社では、企業レポートの作成や配信することで株価を最適化するというサービスを提供していました。

ブルームバーグ端末への配信を始めとする、ITを活用した情報配信をすることで、機関投資家へダイレクトに情報を提供させていただいていました。

しかし、どこの誰が書いたのかわからないレポートなど、すぐに読んでいただけるはずはありません。
そこで、アナリストとして高い評価を受けていた社長や、所属するアナリストがレポートを執筆することで、機関投資家にお読みいただけるようにしていました。

場合によっては、サービス提供後(様々な要因があるとは思いますが)、株価が2倍以上になる事例も出てきました。

ベンチャー企業へ数多くサービスを提供させていただいていましたが、その中で、割安に評価されている「掘り出し物」のような企業とたくさん出会いました。

IR関連市場は、ベンチャー企業が活躍するためにもこれから非常に重要になってくる領域だといえるでしょう。

お客様が上場企業の社長などであったため、ビジネスの最前線でご活躍されている方に直接お話をお伺いでき、大変刺激的な仕事でした。
私も自身の会社の創業したばかりで、事業が立ち上がっていない時期だったので、当時このような仕事をさせていただいた社長には本当に感謝しています。
ちょうど今月その会社の新年会があるので、久しぶりにお世話になった方とお会いできることを楽しみにしています^^

自治体にも「IR(投資家情報)」の手法を導入し、納税者が自治体を選ぶ際に閲覧する資料として、「納税者情報」を充実させることが必要だと思っています。

また決算が近づいたら、公会計の話と一緒に議会で提言できればと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社