参院選新宿区18歳投票率67%で全国を16%超

本日は18歳の投票率についてです。
私も昨年から議会で質問を繰り返し、インターネットで若い世代にアプローチをかけたり、勉強会を開催したり、積極的に取り組んできたテーマでもあります。

新宿区での参院選の18歳の投票率は、なんと67%という結果に!
全国平均が51%なので、16%上回っていることになります。
また、19歳の投票率も55%で、こちらも全国平均39%を16%上回っています。

新宿区による啓発活動、そして様々な方の努力の結果です。
都知事選については、まだ全国的な集計が終わっていませんが、新宿区の数字も良いものになりそうです。

参院選の時に18歳の有権者は1524人いました。
大切な1票を数字で分析するのも恐縮ですが、18歳の投票率を1%高めるためにはおよそ15人必要ということになります。
例えば、全国平均を16%上回るためには、240名必要です。
18歳の投票率を向上させることは果てしないことのように感じるかもしれませんが、これくらいの人数であれば一人ひとりの努力で上がるような気もしてきませんか。

例えば議員であれば、駅に立てば18歳以下の人たちに接触することもできます。
家庭や学校、あるいは友達同士で、
「明日は選挙があるね。」
みたいな話が自然と出ることにも効果があります。
法律を変えたり、予算をつけることも必要かもしれませんが、それだけがすべてではありません。

様々な要因が積み重なってでた結果です。

もちろん、若者の政治参加は、18歳だけでは語れませんし、そもそも選挙や投票率がすべてではありません。
しかし、若いうちに投票を経験しなかった人は将来的にも投票に行く可能性が低いというデータもあるそうで、政治参加のきっかけとして重要ではあると考えています。
私がこれまで取り組んできたことがどれだけ結びついているのかはわかりませんが、数字を見て素直に嬉しいと感じています。

これからも、地域の最年少議員という特性を活かし、多方面から若者の政治参加に貢献します。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社