こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
新宿区内の地名に関する記事をご紹介します。
山伏が住んでいた新宿区(幻冬舎plus) – Yahoo!ニュース
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6 喜久井町
明治二年、数ヵ所の町を合わせて喜久井町となる。名付け親は夏目漱石の父、夏目小兵衛。夏目家の家紋は井桁の中に菊が描かれており、それを佳名好字の「喜久井」としたのがその由来である。現在、丁目はない。
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10 市谷山伏町
由来は江戸時代、山伏がこのあたり一帯に住んでいたからという。しかし、享保八年(一七二三年)に大火があり、屋敷はすべて明け地となり、下谷の方に代地を与えられたという(江戸志)。ここに江戸時代初期の儒学朱子学者・林羅山代々の墓所あり。徳川家康から家綱まで四代の将軍に侍講し、林大学頭と呼ばれた。現在、丁目はなし。
新宿区の由来は内藤家の敷地の宿場町「内藤新宿」です。
私の住む落合は妙正寺川と神田川が「おちあう」ことに由来しているそうです。
四谷、市谷や神楽坂には昔ながらの地名も多いですが、お住いの方からも地名を守りたいとのご意見をいただいたこともあります。
一方で新宿区では住居表示を進めています。
XX123のように地名+3桁の数字が用いられていることもありますが、同じ住所に複数の建物が存在するなど住居表示を見直さなければ不便なケースもあるため、必要なことだと考えています。
しかし、地名は大切にされる傾向にあり、坂町が100年以上ぶりに四谷坂町に戻る事例などもありました。
104年ぶりに旧地名を復活させた、新宿区四谷坂町を歩いた(全文表示) – コラム – Jタウンネット 東京都
住居表示については区議会の議案になることもありますが、議論の経緯を確認しながら慎重に意思表示をいたします。
それでは本日はこの辺で。