民間企業も一緒に。名古屋わかもの会議でまちづくりの主役へ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、以前当ブログでもご紹介した水野翔太さんが代表をつとめられている「名古屋わかもの会議」へお伺いしました。

過去のブログはこちら↓
未来の若者が政治を諦めないためにも、今の若者が動くしかない!

水野さんは、東京の大学に通いながら、毎週のように東京と名古屋を往復されていました。
アルバイトの8割は交通費で消えてしまっていたそうですが、そこまでして水野さんたちが取り組んできた名古屋わかもの会議には、以前から興味がありました。

新宿区でも若者会議がスタートすることが決定しましたが、良い企画にできるよう私も先進的な事例を研究しています。
そこで、先月水野さんからご案内をいただき、一緒に新城市若者議会へ行ってきました。
条例を制定し、1000万円の予算で若者の政策を実現することが特徴でした。

過去のブログはこちら↓
新城市若者議会は若者が主役!予算1000万で政策実現

名古屋わかもの会議は、運営主体は行政ではありません。
そこに違いがあるのかも、一つ楽しみでした。

まず、基調講演では、なんと乙武洋匡さんが登場!
経歴紹介で新宿区教育委員会やグリーンバード新宿チームの取り組みにも触れられていましたが、まさか名古屋でご一緒させていただくことになるとは(笑)
その後も、国会議員やスポーツ選手など、名古屋に関係する方々が登壇され、若者にとっては濃厚なインプットの時間となりました。

そして、本番は午後の政策提言。
ディスカッションの様子も見学させていただきましたが、主役はやっぱり若者ですね。

他自治体の方々ではありますが、現職の首長や民間企業など審査員に対してプレゼンテーションを行い、優秀な提言は表彰されます。
おもしろいなと感じたのが、民間のイベントらしく株式会社○○賞のような企業の協賛がたくさんあったことです。


審査員の方が、若者からの提言に対して、
「インバウンドマーケティングの観点から良い。」
など、事業と関連のある解説をされていたことも新鮮でした。

私もオブザーバーとして皆様の提言を聞かせていただきましたが、行政による規制緩和や公共施設の活用等が必要ない企画であれば、民間の資金とリソースで十分実現可能な提言もあったと感じました。

行政にやらせたいことを提言する必要はなく、あくまでイベントに参加した若者たちが、今後どのようにまちづくりに取り組んでいくのかが最も重要だと考えています。
参加者、そして運営者のみなさまには、これからも頑張っていただきたいと思います。
また私にもご協力できることがあればご一緒させていただきたいと思います。

新城市若者議会と、名古屋わかもの会議にお伺いさせていただき、私の中で方向性は固まりました。
新宿区で開催される若者会議については、引き続き良いものにしていけるよう、頑張ります。

先日の予算特別委員会でも、
「若者だけでなく今度は子どものまちづくりだ!」
と提言をさせていただきました。
若者会議が始まる前から気が早いとは思いますが、こちらも議員になる以前、区民委員の頃から提言してできたことです。
18歳選挙権で注目が集まったタイミングの今こそ、若者会議の実施を決めたことと同様に、取り組むべきだと考えています。

また、本日は会場で、川崎市子ども会議の関係者の方と意見交換をさせていただきました。

詳しくはこちら↓
川崎市教育委員会:川崎市子ども会議

早速ですが、こちらの事例についても研究します。

新宿区から子どもや若者がまちづくりのプレイヤーとして活躍できるよう、政策をガンガン前に進めます!

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社