市町村アカデミー(JAMP)へ。 地方議員や自治体職員(地方公務員)の研修所はどんなところ?

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
今週は閉会中ということで、スケジュールも沢山入っております。

本日は、研修のため幕張にある市町村アカデミー(JAMP)へ。
ニッチなテーマですが、地方議員や自治体職員(地方公務員)の研修がどのようなものか、お伝えさせていただきます。

地方議員も民間と同じよう、インプットの機会は不可欠です。
大きな会派や行政と同じようなことをしても、無所属一人会派として活動する私の存在意義はないのではと思うこともあります。
そこで、成長中のNPOやスタートアップなどの民間の方々から学ばせていただき、議会での提言につなげるように心がけています。
一方で、インプットの内容が偏りすぎないよう、年に二回程度は議員専用の公的な研修を受講しています。

地方議員は以下のような研修所を利用することができます。

JAMP 市町村アカデミー
JIAM 全国市町村国際文化研修所

自治体職員研修が中心ですが、財政や福祉など様々な研修が行われていました。
地方議員の講座自体は少ない傾向にありますが、職員向けの講座を受講できる場合もあります。
費用も必要ですが、公的な研修所ということで、一泊二日食費込みでたったの1万円です。

一般的なビジネスホテルのようなお部屋に宿泊します。

お風呂やトイレも部屋にあります。

パソコンルームも24時間利用できますし、図書室もあるので、集中して作業ができる環境です。

研修後は、議員同士での交流会も行われます。
私はブログを書くためお先に失礼しましたが、北海道から鹿児島まで全国の地方議員が集まり、大変盛り上がっていました。

今回の研修テーマは、「地域防災力の強化に向けて」です。
区議会でも地域防災力の強化について取り組んでまいりましたが、ドンピシャなテーマです。

防災・減災のためには、過去の大災害を理解し、危機管理や都市計画を見直すことが必要です。
特に自然はコントロールできるものではありませんので、シナリオ通りに災害が発生するとは考えにくいです。
そのため、頭を使う危機管理演習等を通じて即応力を高め、いざという時に対応しなければなりません。

防災に関する質問を行う際には、自分の経験や感性のみならず、必ず専門家の意見を参考にするようにしています。
明日も研修がありますが、偶然にも私の議会質問でも大変参考にさせていただいた危機管理の専門家の方が急遽登壇されることになったようです。
本日の研修も非常に内容の濃いものでしたし、参加させていただいて良かったです。
地域防災についての具体的な話は、また明日のブログでお伝えさせていただきます。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社