JK・JDは流行の最先端!区役所も知らない街に人が集まる理由は10代女子に聞こう

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

議員インターンシップも折り返しになりました。
政策調査や街頭活動など、大人と同じ仕事もあります。
しかし、活動の半分程度は新宿区内の観光にしています。
参加している高校生や大学生たちは、貴重な夏休みの時間を割いて、社会について勉強することを選択しています。
せっかく観光資源にあふれた街なので、観光客に負けないくらいトコトン遊んでいただきながら、学ぶ機会をつくりたいと考えています。
過去のインターンでは、ワークショップの会場を会議室から新宿御苑へ移し、お花見をしながらディスカッションしたこともあります。
明日はサムライミュージアムへ遊びに行きます。

さて、今回も様々なところへ遊びに行きました。
昨日ご紹介した東京おもちゃ美術館さんでも、有意義な政策調査をしながら、観光としても楽しませていただきました。
その後は、大久保公園で行われている激辛グルメ祭りに遊びにいきました。
昨年も高校生たちと遊びにきましたが、チーズタッカルビ等をみんなで食べました。

遊びにきたことに変わりはありませんが、実は大久保公園は公民連携について学べる場でもあります。
会場が満席状態でしたが、それはニーズを満たすコンテンツを民間が提供しているからです。
他の事例も交えながら、どのようなスキームで歌舞伎町のイベントが行われているのかお伝えすることができました。

また、インターンにきてた女子高校生や女子大学生は、プライベートでも大久保に遊びにきているとのことでした。
新大久保駅周辺は若い女性に大人気となり、多くの人であふれています。
なぜ今新大久保がブームなのか、何に魅力を感じているのかについては、行政や議会も把握しきれていません。

女子高生と女子大生がタッグを組み、新大久保周辺における観光のご提案をしてただきました。
行列のできるChatimeに入り、彼女たちのアドバイス通り「パールミルクティ 甘さ50% 氷少なめ」を注文し、美味しくいただきました。

タピオカを楽しみながら次に何がブームになるかなど、男子高校生たちと一緒に勉強させていただきました。
そして私から、行政サービスが充実すること以上に民間で生まれる斬新なサービスが街の魅力になることを、お伝えさせていただきました。

私たち議会や行政は、政策の是非を判断するために、街についての理解を深める必要があります。
自治体の産業振興よりも先行して、民間から若い女性が街の流行を生み出しています。
残念ながら議会や行政は、流行に追いつくことはありません。
鯖江市のJK課が注目を集めました。
「おじさん」たちばかりでなく、10代女性など区政にあまり関わりのない方の感性を理解することが大切です。

高校生や大学生と関わることはとても楽しく、私が知らないことを学ばせていただけることも多いです。
だからこそ、積極的にインターンシップを採用しています。

実は、去年高校生の頃に一度きてくれた方が、大学生になってから再びきてくれました。
昨年も一緒に大久保公園の激辛祭りを楽しんだことが懐かしいです。
高校生インターンシップを全力で楽しんだからこそ、リピーターになってくれたのだと思いました。
最終日となりましたが、楽しみながら成果につなげてまいります。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社