ファミリーサポートの説明会等のオンライン化を

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

ファミリーサポート事業について質問しました。
この事業では、子育ての援助を必要とする方と援助を行ってくださる方をマッチングを行っています。
保育施設等への送迎や会員宅での預かり等が対象となっています。

素晴らしい事業だとは思いますが、小さいお子さまがいらっしゃる方にとっては説明会や手続きが対面であることがハードルになっていると伺いました。

また、預かりの援助だけでなく、利用される方のご自宅やご近所でお子さんをみ守ってほしいというご意見もありました。

以下、質問と答弁です。

伊藤 説明会や手続きのオンライン化が必要と考えていますが、ご検討いただけないでしょうか。ファミリーサポートは子どもの預かり活動に限定せず、新宿区ならではのサポート事業として検討することはできないでしょうか。

吉住区長 ファミリーサポート事業は、子どもの預かりの援助を受けたい方と援助を行いたい方との会員制の相互援助活動に関する連絡・調整等を行う事業です。
利用する方と提供する方との相互援助という性質上会員同士の双方が納得したうえで、適切にお引き合わせする必要があるために、説明会においては、事業内容の説明のほか、ご家庭の背景やお子様の様子などの聞き取りを丁寧に行うなど、細やかな対応が求められます。
このため、「新宿区ファミリー・サポート・センター」では、説明会はオンラインではなく対面で実施していますが、妊娠中で動けない方など、来所しての手続きが困難な方に対しては、センターの職員が個別訪問することにより対応しています。
次に、預かり活動に限らないサポート事業についてです。区では、育児支援家庭訪問事業や「ホームスタート」など、子どもの預かり意外にも多様な子育て支援事業を提供しています。
このため、ファミリーサポート事業を拡充することは考えていませんが、引き続き、既存の子育て支援事業の周知に努めてまいります。

最近では、対面だからより丁寧な対応になるという常識も変わってきています。

児童福祉の分野でもDXが進んでいないように感じており、継続的に対応することが必要です。
引き続きファミリーサポートのあり方については議論を行ってまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社