こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は、本庁舎対策等特別委員会でコクヨさんのオフィス「THE CAMPUS」へ伺いました。
コクヨさんは、都庁や渋谷区役所などのオフィス環境改善でも実績があります。
実際にお仕事をされているオフィスを見学させていただきましたが、働き方のイノベーションやデジタル活用の最前線を体験することができました。
撮影は禁止でしたが、固定席に縛られず洗練されたオフィス家具、さらにデジタル技術を駆使して流動的に働く未来型オフィスでした。
サービスにも関係しますが、自社のオフィスで仮説検証を迅速に行い、効率的な業務遂行が可能となっています。
固定席は電話や書類などのために広いスペースが必要ですが、コクヨさんのオフィスではレイアウトを柔軟に変更することで、空間を最大限に活用しています。
渋谷区でも働き方が民間企業に近く、部長室などの個室も撤廃されたようですが、生産性が向上するのではないかと感じました。
自治体の支援をされてきましたが、これまでも現場からDXやフリーアドレス化には反発もあったようで、それは当然のことかと思います。
どのような効果があるのか企業の事例などをご紹介いただくこと、職員にも参加いただきながらワークスタイルのイノベーションを考えていくプロセスなどで民間との連携が有効ではないかと感じました。
今回の視察を通じて、改めてオフィスの環境が働く人々の生産性に大きな影響を与えていることがわかりました。
企業は利益をあげるためにオフィス環境を改革し続けていますが、新宿区でも、適切なオフィス環境を検討し、より良い働き方の実現に向けて取り組んでいく必要があります。
今回は他会派の方から視察のご提案がありましたが、引き続き自治体だけではなく民間企業の調査を行ってまいります。
それでは本日はこの辺で。
