衛生管理者でメンタルヘルスにカツ!

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、総務区民委員会が開催されました。
新年度のスタートということで、各所管から新たに担当される職員の皆さまのご紹介がありました。

加えて、メンタルヘルス対策に関するご説明もありました。
現在、業務量の増加に伴い、メンタルヘルス不調を抱える職員が増えているという実態があります。

これに対し、DXによる業務の効率化はもちろんのこと、そもそもの業務量を減らすことが、より根本的な対策であると考えます。

職場のホワイト化、つまり効率的で健康的な働き方を推進することは、働く職員のためだけでなく、税金で運営されている自治体として、納税者に対しての責任ある姿勢にもつながります。残業が発生しないことは、健全な区政運営のひとつの指標でもあるのです。

さらに、近年注目されているカスハラをはじめとした各種ハラスメントも、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす要因です。

私は衛生管理者の資格を保有しており、労務管理や職場環境に関する基本的な知識があります。
本日の委員会では、この資格の視点から質疑も行いました。

新宿区では、衛生管理者が職場に設置されていますが、専任職ではなく、職員の方が免許を取得し、その役割を担っている状況です。

こうした衛生管理者は、労務コンプライアンスの専門性を持ちつつ、現場の空気感や課題を間近で感じ取ることができます。
まさに、現場と制度をつなぐ架け橋のような役割を果たしているのではないかと思います。

今後も、職員の皆さまの健康を守りながら、効率的で持続可能な組織運営が行えるよう、議会からも提案と働きかけを続けてまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社