高齢化5割の戸山団地、「暮らしの保健室」が生まれて6年目

本日は日本政策学校で、暮らしの保健室へ現場視察を行いました。

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暮らしの保健室 | 株式会社ケアーズ(白十字訪問看護ステーション) ❘ 新宿区 訪問看護・在宅医療・福祉

たまたまですが、新宿区内にある戸山団地での取り組みです。
戸山団地といえば、毎月のお掃除、地域のお祭、駅伝大会などでよくご一緒させていただいております。
また、別のルートからも視察に関するご案内をいただいたことがありましたが、スケジュールが合わず断念した経緯があるので、今回視察が実現できたことを大変嬉しく思っています。

暮らしの保健室とは、病院でもなく、高齢者総合相談センターなどを運営する行政でもない、アットホームな雰囲気で健康や介護等なんでも相談できるコミュニティです。
子育てにも言えることですが、子ども総合センターや児童相談所などの相談窓口がありますが、なかなか敷居は高いものです。

そこで、さらにその前段階としてNPO等により子育て交流イベントが行われていたり、若い世代だとインターネットによる情報交流が行われています。
実は、シニア世代に関してはこうした事例は少なく、暮らしの保健室は先進的な取り組みとして注目されています。

室長は、看護師として40年以上、訪問看護師として20年ほど訪問看護を行ってきた秋山正子さんです。
クラウドファンディングを実施し、2,200万円で資金を集めたことが話題になり、先月オープンした日本版のマギーズセンター「マギーズ東京」というがん相談を行う施設の共同代表としても有名です。

マギーズ東京

暮らしの保健室は、マギーズセンターの影響を受けています。

訪問看護を利用される患者さんがすでに悪い状態である場合もあります。
その前段階から何か支援ができないかと考え、ご本人や、さらにご家族のことなども含め気軽に相談ができる場所があればもっと早く対処ができる、と感じられたことがきっかけです。

暮らしの保健室の空間は、実際にマギーズセンターの現地で影響を受けた方によって、木を基調としたあたたかみのあるデザインが採用されています。

戸山団地は、高齢化率5割ということで都心の限界集落とも呼ばれています。
実は狙って戸山団地でオープンしたわけではなく、たまたま秋山さんが構想をお話されていた講演を聞かれていた方が、社会貢献のためにためにと安い家賃で現在のスペースを貸してくださることが決まったところに、行政の支援が受けられることが重なったことで、偶然によるものでした。

戸山や百人町など高齢化率が特に高いエリアに拠点ができたことで、6年も定着しているのではないかと思います。
ボランティアの方によって運営が支えられており、20~30名ほどの方が登録してくださっているそうです。
話し相手から、お茶出し、お掃除まで対応されています。

地域包括ケアの入り口としても、制度にとらわれない自由度の高い取り組みは必要で、これから広まっていくものと考えています。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

ベンチャー×政治。30歳最年少新宿区議会議員。無所属1人会派Startup SHINJUKUで子ども・若者のために奮闘中。365日ブロガー。機械学習。日本初のAI議員。ネット選挙。元学生起業家、楽器演奏。表現の自由。オタクとまちづくり。グリーンバード新宿。落合で妻と2人暮らし。