新宿区×ゴジラでPR。ソフトの公民連携活発に

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日の予算特別委員会では、Shinjuku Free Wi-Fi(新宿フリーWifi)についての質疑をさせていただきました。
予算特別委員会では2,383万円が計上されていました。

インターネットは、水と同じように、必要なインフラだと考えています。
すでに年間数十万人の利用者を想定し取り組まれていますが、特に東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、乗降者数世界一の新宿駅、あるいは新国立競技場など一部のエリアで需要が見込めることから、Wifiの整備を行うことは肯定的にとらえています。
投資に対して最大の成果を出すためには、利用者が増やすことです。
そのためには、周知が重要だと考え、現状について質疑をさせていただきました。

新宿区では、ゴジラとコラボすることで周知を行なっているそうです。

ゴジラといえば、新宿区のシンボルです。
歌舞伎町には等身大ゴジラヘッドの映画館があったり、新宿区でもゴジラの特別住民票が発行されました。

ちょうど私の控え室は区議会の中で最もゴジラに近い位置です。
部屋で仕事をしている際に目の前がピカピカするなと思って目を向けると、おなじみのゴジラが鳴き声が聞こえてきて、光線を吐いて暴れていたりします。笑

昨年は映画シン・ゴジラがヒットしたおかげで注目が集まり、街中でゴジラ関連グッズも販売されて盛り上がりをみせています。
今回のFree Wi-Fiの周知にゴジラを使うアイデアは、私が提言したわけではありませんが、公民連携の素晴らしい取り組みです。

ゴジラ以外にも、外国人観光客の方がよく利用するSNSやポータルサイトへの情報掲載や、口コミが広がるようTwitter等で気軽に投稿できる仕組みづくりに関して提言を行いました。
すでに、インターネットの活用に関しては検討されていたようで、さらなる利用者の増加を期待しています。

また、Wifi利用者に対して、利用登録のタイミングでアンケート調査を行うことも必要だと思います。
観光分野では、民間のポータルサイト等が充実していることもあり、過剰に手をつけると民業圧迫につながります。
そこで、行政の役割を明確にすることが求められますが、例えばマクロな視点で調査を行うこと、そしてその情報を民間企業と共有することで、行政としての価値が出せるものと考えています。

新宿区役所隣にあるセブン銀行では、Shinjuku Free Wi-Fiが利用可能です。
実は、区役所隣のセブン銀行では、新宿区に関する観光情報が提供されています。

まるで観光案内所ですね。

各会派からも公民連携についての提言が活発に行われていますが、素晴らしい事例だと思いますので、引き続き取り組んでいただけるよう積極的に提言を行って参ります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社