4/29(土)は有名政治家から若者までコラボする、デジタル憲法フォーラムへ

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

以前も少しだけ触れましたが、20代当選議員の会でおなじみの一般社団法人ユースデモクラシー推進機構が主催するデジタル憲法フォーラムについての告知です。

デジタル憲法フォーラム(デジ憲)

開催概要

名称 デジタル憲法フォーラム(デジ憲)
テーマ 「デジタルネイティブと考えるデジタル時代の憲法と地域の未来」
主催 一般社団法人ユースデモクラシー推進機構
協力 デジタルハリウッド大学院
後援 地域デザイン学会 自由民権現代研究会
会場 デジタルハリウッド大学院駿河台ホール
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ3F

参加費は無料です!

ゲストスピーカーは、石破茂衆議院議員、大村秀章愛知県知事、細野豪志衆議院議員です。
それにしても、仁木代表理事は、よくこのメンバーを集めたなと驚きました。

私もデジ憲の準備グループに入れていただいておりますが(何もしてませんが…)、大村愛知知事と面会するため愛知まで遠征したり、イベント関連グッズを作成したり、仁木代表の気合の入り方も違います。

国政では、改憲、護憲などが議論される場合もありますが、デジタル憲法フォーラムでは、より柔軟な議論が行われることになります。

ごあいさつ

この国に憲法も国会も存在しなかった時代、憲法制定と国会開設を望む多くの若者たちが全国各地にいました。
彼らは、自分たちが理想とする国家像を様々な「私擬憲法」を通して表現し、日本と郷土の未来を構想していました。
デジタル技術が飛躍的に進歩した現代において、私たちはどのように未来を見据え、憲法に向き合うべきなのか、一緒に考えていきましょう。

一般社団法人ユースデモクラシー推進機構
代表理事 仁木崇嗣

憲法により、あるべき社会の姿を描くことです。
過去の歴史も大切ですが、既存の憲法ではなく柔軟な発想で考えるアプローチも必要です。

ユースデモクラシー推進機構がこのイベントに取り組む理由は、全国各地の若者たちが私擬憲法を考え、民主主義をつくりだしてきたということを伝えるためです。

「憲法」と言うと九条ばかりが注目されがちですが、今回テーマとなるであろう「地方自治」については、改めて議論を行う必要があるでしょう。

なぜ今「私擬憲法」なのか?

憲法記念日を前に、憲法改正の議論が活発になる中、デジタル時代を生きる若者が憲法に向き合う機会は必ずしも多いとはいえません。

しかしながら、憲法の連続性に注目すれば、現行日本国憲法の本質的なルーツは、明治初期に日本各地で当時の未来志向の若者たちによって数多く起草された「私擬憲法」に遡ることができるといえます※。

そして、いくつかの「私擬憲法」では「地方自治」が強く主張されていましたが、今だ実現されているとはいえません。そのような中で、「未来志向の若者たち」をモデルとして、デジタル時代の憲法のあり方について思いを巡らしながら、地域の未来について考えることは極めて重要です。

とりわけ、「道州制(連邦制)」の可能性や、デジタル技術が進歩した現代における理想的な中央・地方政府のあり方等についての議論を踏まえ、若者・現役世代を中心に、自らの思い描く未来社会について語り合うことの意味は大きいのではないでしょうか。

先日も公民連携のお話をさせていただきましたが、ブロックチェーンなどテクノロジーの進化により、公の存在意義などは見直しが行われる可能性があります。
また、昨今では宇宙ベンチャーの成長に注目が集まってきましたが、地球だけでなく宇宙まで想定した憲法をつくるのもアリです。
日本語ではなくプログラムで憲法を考えても良いわけで、Linked RDFのようにオープンデータとして様々な活用が行われる展開も想像できます。

護憲にしても、改憲(自民党憲法草案等)にしても、若い世代が生み出した憲法と言えるものではありません。
シルバーデモクラシーだと言われてしまう今の時代こそ、既存の枠組みに偏って議論をするのではなく、若い世代からも憲法について、何ができるかを考えることが大切です。

当日は、有名政治家から、民間企業の方、私たち地方議員が集います。
ご興味のある方は、ぜひご参加いただければと思います!

お申し込みはこちら↓
デジタル憲法フォーラム(デジ憲) | Peatix

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社