自治体におけるディープラーニングの活用事例は結構あった

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日はお隣の中野区へ。
人工知能のイベントに出させていただきました。
会場は、新井薬師前駅近くの西武信用金庫さんのビルでした。
ベンチャー企業の支援にも熱心で、なんとビル内にインキュベーションオフィスがありました。

今回のイベントでは、いつも人工知能に関するアドバイスをいただいている主催者のShannon Lab株式会社さん、そして若手で活躍されている株式会社リトルクラウドさんとご一緒させていただきました。

Shannon Lab 株式会社 公式サイト

株式会社リトルクラウド|AI(人工知能)を活用した事業開発

私からは「自治体におけるディープラーニングの活用事例」というテーマでお話をさせていただきました。
行政は民間と比べて古い体質で、ICTに弱いことは確かですが、実はディープラーニングを用いた事例はすでにいくつもあります。
例えば、UDトークにもディープラーニングが用いられていますが、他にもブログ等でご紹介させていただいた、ポイ捨て問題を解決するピリカさん、人工知能教材Qubenaさんなど、自治体との親和性の高いサービスをご紹介させていただきました。

UDトーク | コミュニケーション支援・会話の見える化アプリ

株式会社ピリカ

Qubena: TOP

基本的には、ICT化が行われた際に、そのソリューションを実現するためにディープラーニングが実装されていきます。
また、現時点でディープラーニングを用いると何ができるかを明確にした上で、川崎市では人工知能を活用した実証実験が行われています。

川崎市:AI(人工知能)を活用した問合せ支援サービス実証実験について

先日、Shannon Lab株式会社さんにご協力いただいたディープラーニングを用いて区民の意見を分析する取り組みについても、このブログでご紹介させていただきました。

AI議員奮闘記。人工知能で区民の意見を分析してみた

今回のイベントでは。自治体でどのようにディープラーニングが活用されているか、事例をまとめてご紹介させていただきました。
実はほぼすべてが過去の議会質問や答弁に関係があった案件です。
ただまとめるだけでなく、自治体の予算、議会の質問や答弁も引用しながら、ディープラーニングの現状についてご説明させていただきました。
改めて、貴重な機会をいただきありがとうございました!

また来週には、「ウェブメディアの特徴と、活用方法」というテーマでお話させていただきます。
基本的には民間を対象に、売上増につなげるためのお話をさせていただきます。
せっかくなので、民間のお仕事に役立つ形にアレンジしながら、少しだけブロガー議員やネット選挙等の取り組みについてご説明させていただこうと思っています。

このような民間のイベントにも、積極的にご対応させていただいています。
もし、政治家に話を聞いてみたいという方がいらっしゃれば、お気軽にお問い合わせください。

ほとんどスポットライトが当たることがありませんが、もし身近にICTの取り組みを行なっている地元の政治家がいらっしゃれば、ぜひ応援していただければと思います。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社