こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

9月の代表質問では、公費での飲食について取り上げます。
これまでも、「若者のつどい」など公費でイベントを運営する際に納税者にメリットがあるのか質問を行なってきましたが、今回はさらに具体的な支出にフォーカスを当てます。

過去のブログもご参考に。

予算500万、アイドルフェスで来場者増でも、区政参加できない「若者のつどい」は見直しを

福祉や危機管理など、優先度の高い事業にお金を投じつつも現役世代と将来世代に負担をかけないために、1円でも多く歳出を削減しなければなりません。

少し前ですが、都議選の時には、政務活動費で飲食が行われていることが問題になりました。
もちろん政治家たちは、
「税金を無駄遣いしてやろう!」
と考えているわけではありません。
知恵を絞った上で、都民の利益のために大事な会議に出席する際に飲食が伴っていたに過ぎないと思います。
決まったルールの範囲であれば問題はありませんが、民間では自分の財布であっても、企業の経費であっても、自分たちで稼いだお金で飲食をしています。

新宿区議会では政務活動費での飲食は認められていません。
政務活動として税金で飲み食いすることはやめようと決意をされたのでしょうが、改革を進めていただいた先輩方には感謝しております。
政務活動費については、情報公開請求もありますし(ネット公開の議論もありますが)、なかなか厳しい目に晒されているので、今後も改革が進んでいくことでしょう。

しかし、政務活動費以外でも、税金により飲食が行われることはあります。
例えば、ご存知の成人式があります。
新宿区では京王プラザホテルで盛大にイベントが行われ、成人される方々にとっては一生に一度の機会です。
こちらには毎年500万円程度の予算が計上されています。
区民のみなさまからも、若い世代のために費用をご負担いただくことでご了承いただいているのであれば、幸いです。
また、年始にある賀詞交換会では1,000円の参加費が徴収されますが、それでもイベント自体は1日で350万円もの公費が投じられています。
細かいところでは出張の際に、職員、議員には食事代が出ます。
他にも伊那市と新宿区との交流会など、公費で行われるイベントで飲食を伴う場合もあります。

祝・伊那市友好提携10周年。そして伊那市議会は交流方針の変更へ

イベントに出席させていただくと、美味しいご飯がたくさん用意されていることがあります。
私もイベントに出席する際にはいただいており、
「若いし、たくさん食べてね!」
と言っていただくことも多いです。
大変ありがたいですが、残念ながら食事をされない方も多く、仮に私が数人分食べても大量に余るほどのお料理が用意されていることもあります。
食べるつもりもない人の分まで多めに注文することで、食品ロスにも繋がってしまいますし、賢い税金の使い道ではないように思います。
もちろん、飲食を伴う会合での交流がきっかけとなり打ち解け、政策の話に繋がる可能性もあります。
ただ、税金で飲食を行なった際に、納税者のためにアウトプットとして何が残るのかは、残念ながら見えにくいものです。

税金で飲食が行われる場合は、ルールに基づいて印象を行なっているため、違法性は一切ありません。
しかし、いつまでも過去の制度を続ける必要はありませんし、時代ごとに議論を行うべきこともあります。
この際なので新宿区議会では政務活動費を飲食に支出することが認められなかったことと同様に、区議会と区役所を横断しながら議論をさせていただきたいと思います。
9月の代表質問では、区の見解についてお伺いします。

それでは本日はこの辺で。

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About The Author

伊藤 陽平

29歳最年少の新宿区議会議員。立教大学経済学部経済政策学科卒業。 妻と二人暮らし。趣味は音楽(3歳からピアノに没頭)。 大学在学中に株式会社スモールクリエイターを設立した元学生起業家。資金調達やグループ会社3社の設立を実施。NPOや一般社団法人等と連携しながら、大学生のキャリア支援や老人ホームで地域の若者とお年寄りを繋ぐ音楽イベントの企画・運営など、若者の感性を通して社会を豊かにしていくことを信条として活動中。