「はたちのつどい」へ。成人式が若者と政治に影響を与えている

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、成人の日「はたちのつどい」(新宿区成人式)へ。
「若者のつどい」というイベントもありますが、新宿区では「〜のつどい」というネーミングが定着しているようです。
会場では友人と再会し嬉しそうな新成人たちの声が聞こえてきました。
新宿区内は大人としての自覚を持った新成人が多く、トラブルもなくホッとしました。

成人式は、若者の住民票と選挙にも影響していることを思い出しました。
自治体によっては、住民票を移すと生まれ育った地域での成人式に出席できない場合があります。
この条件があるために、一人暮らしをはじめても住民票を実家に残すことを選択する方が出てきます。
しかし選挙となると、居住実態が異なるため、投票すること自体が大きなハードルになってしまいます。

過去のブログもご参考に。
新宿区の成人式は住民票移しても当日参加可、横浜市は原則不可

新宿区は住民票に関わらず成人式に参列可能ですが、選挙の問題は新宿区のみで対応できる課題ではありません。
学校と連携し、居住実態に合わせて住民票を移すよう啓発が必要だというスタンスから代表質問を行ったこともありますが、今後も自治体側からも対策が必要だと考えています。
また、選挙という視点から根本的な問題解決が必要であり、国に対しても何かしらの方法で改善を求めてまいります。

さて、18歳成人に関する民法の改正案が国会に提出される見通しです。
成人式を18歳で行うかどうかという議論も出てきました。
大学入試に重なるため成人式の開催が難しいのではないかという議論や、その年に19歳、20歳を迎える方々をどのように扱うかなど、課題があります。
基礎自治体に関わるテーマですが、国の動向を注視しながら議論を行ってまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社