新成人にも知ってほしい、新宿区での成人式「はたちのつどい」は約500万円

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は成人の日、新宿区では「はたちのつどい」がありました。
新成人のみなさま、おめでとうございます。

昨年は、テレビで放映されるほどの問題はありませんでしたが、ごく一部では目立ちたいために式典中にステージに上がってしまう方や、ふざけている過程で食べ物が空中に飛んでしまうこともありました。

今年は昨年以上に事前の準備が徹底されていたことで、楽しいイベントとなりました。
新宿区職員やボランティアのみなさまも本当にお疲れ様でした。

イベントの取り組みとしてこのようなニュースもありました↓
新成人に薬物の危険性を訴えるイベント 東京・新宿 News i – TBSの動画ニュースサイト

さて、私も会場では新成人のみなさまとお話をさせていただきました。
特に新宿区は外国人の新成人の方もたくさんいらっしゃることが特徴です。

外国人の女性が一人でいらっしゃっていましたが、新宿区選出の東京都議会議員が声をかけていらっしゃいました。
その都議の方からお声がけをいただき、私もお話に混ぜていただきました。
その新成人の国では、16歳で大人とみなされ、仕事をする方が多いとのことでした。
そのため、成人式という文化もないようです。
日本でのんびり過ごしていた当時の私よりも、よっぽど大人のように見えました。

昨年と同様にスマホ世代ということで写真撮影も活発に行われていたので、私もシャッターを押すのをお手伝いしました。
区長や議長など特別職も、フレンドリーな雰囲気でシャッターの手伝いをし、新成人と交流されている様子が印象的でした^^

式典では、新成人の方から「自分は教員になる」など将来についてや地域や家族に対する感謝のスピーチがありました。
そして吉住区長は、新成人に対していつも以上に大きな明るい声で熱いメッセージを送っていました。

おめでたいイベントではありましたが、少し政治家としてのお話も。

このように新宿区ではとても楽しい式典が行われましたが、ある自治体では新成人が暴れ式典が中止になるという事例もあります。

成人式の日に開放的な気分になって派手な格好をしたり、大声で騒いでしまっても、小・中学生の頃と同じように昔を懐かしんで当時の気分に戻ってしまっているだけだと思うので、多少は大目に見ても良いとは思います。
しかし、自分の意思で行政のイベントに参加し、運営に支障が出るほど暴れてしまい、場合によっては逮捕者が出てしまうような事態になると、やはり不利益を被る人がいる以上、問題があります。

ほとんどの方は真面目に参加していらっしゃいます。
振袖や袴など家族で楽しみに準備をされている方にとっても、新成人が暴れてしまい途中で中断することになれば大変残念なことです。

こうした背景から、成人式は廃止をすべきだというご意見もネット上で出ています。

ネットメディアにはこのような記事も↓
「成人式はもう廃止すべき!」思っているのは意外にも…

もちろん多くの方は成人式には肯定的だと思います。
一方で、記事の中でもご意見がありましたが、税金が投じられている事業だということも事実です。
新宿区の場合、成人式には554万円(平成27年予算の執行実績)の税金が投じられています。
今年の実績はまだ出ていませんが、おそらく500万円〜600万円程度になるでしょう。

若者向けのイベントに限らず、すべてのイベントに言えることですが、納税者の合意が必要です。
もちろん若者への投資をいただくことは大変ありがたいことですが、本当に困っている方をご支援することの方が優先されるべきだという考え方もあります。

そのため、類似する若者に関連する事例である「若者のつどい」に関しては、ビジョンが不透明なこと、対象となる若い世代そしてネットでのご意見も踏まえながら、廃止や改善をするべきだと訴えてきました。

予算500万、アイドルフェスで来場者増でも、区政参加できない「若者のつどい」は見直しを

成人式に関しては、新宿区内は行われるべきイベントとして不動のポジションを確立しているものです。
しかし、あまりに問題が大きくなれば、民主主義のプロセスを経て廃止する自治体も出てくる可能性はあります。

例えば、民間の自主的な財源で30歳の有志が集まるなど新たな動きもはじまっていますが、こうして自分たちでお祝いをするという取り組みも素敵だと思いますし、行政よりも充実した成人式が民間で行われるとなれば、選択肢は増えていくことになります。

本日も会場をウロウロしておりましたが、
「変わりすぎてわからなかった!」
「お前全然変わんねえな!」
そして、
「久しぶり!超なつかしー!」
などの声が聞こえてきました。

会場での楽しそうな様子を眺めながら、改めて新成人のみなさまが未来を担う存在であり、世代が近い議員としてもその声に耳を傾け、お力添えさせていただきたいと思いました。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

ベンチャー×政治。30歳最年少新宿区議会議員。無所属1人会派Startup SHINJUKUで子ども・若者のために奮闘中。365日ブロガー。機械学習。日本初のAI議員。ネット選挙。元学生起業家、楽器演奏。表現の自由。オタクとまちづくり。グリーンバード新宿。落合で妻と2人暮らし。