自分でやっちゃう!?スマホ対応、ドメインodn.ne.jpな地域センターホームページの改善を

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日の決算特別委員会で、区立地域センターのホームページについて改善のお願いをさせていただきました。
予算特別委員会、決算特別委員会と、何度も取り上げてきました。
実は議会で初めての代表質問で問題定期を行なったテーマでもあり、非常に思い入れの強い案件です。

地域センターのホームページが、どのような状態におかれているかは、過去のブログでもご説明させていただいております。

区立施設のURLがwww2.odn.ne.jp/~hak32900って…。チラシの裏紙で施設パンフレットを作っているようなもんでしょ

例えば、新宿区立落合第一地域センターのホームページはこのような状況です。

http://www2.odn.ne.jp/~hak32900/

なんと、独自ドメインが使われていません。

また、気になるデザインがこちら!

時代を感じますね…。

さて、多くの地域センターのホームページも、同じようなレイアウト、ドメインの状況でした。

施設運営は指定管理者制度により、民間委託されています。
ただし、ホームページは重視されていないため、ITスキルを持った方が必ずしもいらっしゃるわけではありません。
そのため、対応が後回しになってしまう傾向がありました。
質疑では、ホームページの画面もお見せしながら、少し厳しいお話もさせていただきました。

一方で、本日のご答弁でも少しずつ改善されていることを教えていただきました。
以前議会で「背景が黒く、チカチカしたアイコンや動くピアノの画像が入ったサイト」と指摘させていただいた角筈地域センターのトップページは見やすいデザインです。

角筈地域センター

しかし、下層ページは今でもこのような状況です。

http://www2.odn.ne.jp/~hak35040/page008.html

ダークさと薔薇の感じが独特ですが、やはり区立施設のホームページには見えません…。
現時点では、区立施設の仕事としては評価できるものではありません。

また、2つしかなかった独自ドメインも、現在は5つの地域センターが独自ドメインの導入を達成して改善されていました。

新たなテーマとして、スマホ対応をお願いしました。最近ではスマホを利用したインターネットの閲覧件数がかなりの割合を占めています。
新宿区が最近立ち上げたサイトでもスマホ対応が行われていますし、区立地域センターのサイトもスマホ化することが望ましいと考えます。
莫大な予算がかかる話ではありませんし、スマホ化される過程で少しデザインが見直され改善されることも狙いとしてあります。
地味なテーマではありますが、引き続き取り組んでまいります。

これまで提言を繰り返してきましたが、進捗のスピードが遅いと言わざるを得ませんし、議会から改善することの難しさを感じています。
実はドメインの変更やスマホ対応程度であれば、私が現場に入ることで改善できることもあります。
ただ、代表質問等を行なってきた私自身が、指定管理者に入り込むのも少しやりにくいです。
そのため、明日キックオフイベントが行われるCode for Shinjukuにお集まりいただいた方の中で、対応ができないかを模索します。
そして、以前も自治体アプリのレビュー会についてご紹介させていただきましたが、新宿区に関わるホームページやアプリなどについて、検証する機会はCode for Shinjukuとして設けたいと考えています。

町会等の地域活動の新たな形として、今回のようなホームページに関することや、地域に関する情報発信を行うなど、ITに関するプロボノを普及していくため議会内外で動いてまいります。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社