税金で飲食する必要性は感じませんし、議会費でも伊那市との交流や旅行・飲食は見直しを

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

先日の本会議で、公費による飲食に関する代表質問をさせていただきました。
そして本日の決算特別委員会の議会費でも、関連する質疑をさせていただきましたのでご報告させていただきます。

新宿区議会では政務活動費で飲食を行うことは禁止されています。
他自治体でも政務活動費や税金が投じられた政治資金で飲食を行うことは、ルール上問題ない場合であっても、不適切だとされる傾向にあります。
飲食の場も大切だとは思いますが、「自分たちで稼いだお金」と「強制的に徴税した税金」で飲食をすることは異なるものだと考えています。
特に会合に参加できない納税者にとって、メリットが見えにくいという点も踏まえる必要があります。
また、飲食を伴うイベントでは食事が余ってしまうことが多いのも事実。
食べる意思のない人の分まで食事を用意する必要はありません。
イベントを開催する際に食事がないことを伝えれば、最初から準備の必要もありません。

以下、質問と答弁の要旨です。

質問全文はこちら。

伊藤 区長の食卓料は3,300円と旅費支給規程により区職員の2,200円よりも高い金額が設定されています。食事をするだけであれば、副区長や議員等も含めて特別職の場合には水準を落としても問題ないと考えていますし、自己負担で対応するべきだと考えていますがいかがでしょうか。
公費で飲食を行う場合、その場に参加できない区民にメリットはありません。具体的な成果も見えにくいため、公費での飲食は優先度が低いと考えていますがいかがでしょうか。
食事が余ってしまうことについてはどのようにお考えでしょうか。開催時間を工夫すること、あるいは最初から食事をする場ではないことを伝えれば、そもそも準備も不要になると考えていますが、いかがでしょうか。

吉住区長 はじめに、区長等の食卓料についてです。
区長及び副区長の食卓量は、「新宿区長及び副区長の給料等及び旅費条例」に基づき、一般職員と同様に、「鉄道賃、船賃、航空賃、車賃若しくは宿泊料を要しないが食費を要する場合に限り」、1夜当たりで支給されます。
そのため、支給される場合は限られており、過去5年間の間に、区長や副区長に対し、食卓量が支給されたことはありません。
そのため、支給される場合は限られており、過去5年間の間に、区長や副区長に対し、食卓量が支給されたことはありません。
区長や副区長、議員等、特別職に対し食卓量を支給すること、及びその支給額は、国や都、他区との均衡を考慮して定めており、適正なものと考えています

次に、公費での飲食の優先度についてのお尋ねです。
区では、成人の日「はたちのつどい」や新年賀詞交換会の式典など、参加者に食事や飲み物を提供しています。
新年賀詞交換会では、区内各種団体の役員などを招待し、新年を共に祝い、区政の発展を念願する場として、第1部の式典、第2部の祝宴とに分けて開催しています。祝宴では、飲食も交えて、参加者同士がお互いに親睦を図り、交流を深めていただいており、意義ある機会を提供できているものと考えています。
このように、限られた場面ではありますが、区が開催する式典などにおいて飲食を提供することは、参加者の親睦や交流を一層深めていただくための方法として適切であると考えています。

次に、食事が余ることについてのお尋ねです。
食品を残さないということは、必要な観点であると認識しています。
そのため、はたちのつどいや新年賀詞交換会においては、毎年度、終了後に食事の残り状況を確認し、翌年度の食事の数量に反映させています。
また、式典の内容や、祝宴の時間、参加人数などに応じて食事の書類や量を決めており、限られた予算の中で適当な量を提供できているものと認識しています。
ごみ減量の観点からも、食べ残しを減らすことは重要と考えており、今後とも、式典ごとに的確に判断してまいります。

また、本日は決算特別委員会で議会費についての質疑を行いました。
その他活動費として、研修や視察、アンケート調査などの費用として約600万円が計上されています。
今年も友好都市の伊那市との交流が予定されていますが、議会同士の懇親会こそ成果が見えにくいのも事実です。
特に今年は京王プラザで懇親会が行われ、予算は75万円ですが、こうした事実は区役所が公開している資料には記載されません。

私も一昨年、伊那市へ訪問させていただきました。
行政の仕事をチェックすることは議員の大切な仕事ですが、カーボンオフセット事業である「新宿の森」について視察をさせていただいたことには一定の意義があったと思います。

「新宿の森・伊那」自治体連携によるカーボン・オフセット事業:新宿区

新宿区が伊那市にお伺いする際には、区側の税金で対応しています。
今回のように歓迎させていただく際には、先方の旅費規定をオーバーしてしまうため、伊那市議会や伊那市職員の費用も新宿区が負担をすることになります。
伊那市の分まで区議会議員が自腹で支払う分には理解できますが、関係のない区民の税金を投じる意味はわかりません。
仮に意見交換が必要な場合は、区議会の会議室で交流をすれば懇親会の費用もかかりません。
また、お酒が入ることで円滑に話が進むこともありますが、お酒がなければ事業の可否が決まらないような内容の話であれば、最初から不要です。
議会ではなく、必要な職員同士が仕事を通じて交流を行えば十分です。

また、今年は平和派遣事業では区民の代表として沖縄へお伺いしました。
公務への出席は意義のあることだと理解しています。
しかし、旅行と混同してしまうため、今後は最小限にとどめる必要があると考えています。

もちろん、およそ2000億円の新宿区予算からすると細かなところだとご指摘をいただくこともあります。
金額の大小以上に関わらず、区政の信頼を得るためにも改革が必要です。
現在行われている行事等の雰囲気を壊したいと思っているわけでもありませんが、段階に改革を進めていきたいと考えています。
明日も決算特別委員会ですが、しっかりと税の使い道について議論を進めてまいります。

学校給食における牛乳異臭問題について、ご心配されている方もいらっしゃるかと思います。

明治 282校に給食用牛乳出荷|NHK 首都圏のニュース

教育委員会から、問題が発生したことについてはご説明をいただきました。
体調不良を訴えたお子さんもいらっしゃいましたが、現時点で牛乳との関係性は見られないとのことです。
何かお気づきの点があれば、お知らせいただければと思います。

それでは本日はこの辺で。

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伊藤 陽平

ベンチャー×政治。30歳最年少新宿区議会議員。無所属1人会派Startup SHINJUKUで子ども・若者のために奮闘中。365日ブロガー。機械学習。日本初のAI議員。ネット選挙。元学生起業家、楽器演奏。表現の自由。オタクとまちづくり。グリーンバード新宿。落合で妻と2人暮らし。