こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日は第4回定例会で代表質問をさせていただきました。
質問原稿はこちら。
いただいた答弁も含めて、ブログで公開させていただきます。
今回は、必ず質問を行なっている若者の区政(政治)参加についてです。
第4回定例会で必ず取り上げてきた「若者のつどい」についてと、新たなテーマとして「選挙情報」について質問をさせていただきました。
まず、毎年11月に開催される若者のつどいは、公費を投じて行うイベントとして問題があることを繰り返し指摘させていただいております。
本日ブログでご紹介させていただこうと思いましたが、今年は12月9日に開催ということで、実はまだイベント自体が行われていないので、イベント当日に改めて書かせていただきます。
選挙情報についてですが、どのように有権者に届けるべきか議論をさせていただきました。
例えば、最も基本的なものとして、選挙公報があります。
新聞折込から全戸配布へと、今年から切り替わりました。
若者の新聞離れの実態もご理解いただいた選挙管理委員会には感謝しております。
過去のブログもご参考に。
都議選で初の選挙公報全戸ポスティング!新宿高校で主権者教育も実施!
さて、私は特定の政党を支持しているわけではありません。
投票先が決まっているわけではないため、ほぼ必ず候補者の情報を調べることになります。
まず、先ほどの選挙公報に目を通しますが、紙面には限りがありますし、さらに詳しい情報が必要だと感じました。
そのため、候補者のホームページやSNSを参考にしています。
しかし、区議会議員選挙のように候補者がたくさんいる場合、ホームページやSNSの情報を探すだけでも本当に大変です。
そこで、自らが苦労した経験に基づき、候補者まとめコンテンツを作成することを決め、これまで選挙の際に公開してきました。
もちろん、こうした候補者情報は民間サイトが充実してきました。
しかし、もともと候補者情報をまとめている選挙管理委員会で公開することがさらに望ましいと考えています。
例えば民間サイトに真似できないこととして、新宿区ホームページとの連携があります。
区のホームページは、全体で150万PVほどあります。
各ページにバナーを掲載することで、選挙期間中に別の目的で区ホームページに訪れた方にも、選挙情報の周知を行うことが可能です。
候補者まとめコンテンツは、すでに自治体で事例があります。
例えば、東京都選挙管理委員会では、衆議院選挙の際に特設サイトがオープンしました。
候補者の一覧が公開され、ホームページやSNSへアクセスすることができました。
新宿区選挙管理委員会も、次の選挙から候補者まとめコンテンツを公開できるのではないかと考えました。
以下、質問の要旨と答弁です。
伊藤 新宿区議会議員選挙、新宿区長選挙の投票期間中、選挙管理委員会ホームページへのアクセス数は選挙期間外と比較してどのようになっていますか。候補者の情報へアクセスできるように、選挙管理委員会で候補者まとめコンテンツを作成する必要があると考えていますが、いかがでしょうか。
選挙管理委員会事務局長 初めに、ホームページのアクセス数についてです。
区議会議員選挙が行われた平成27年4月のアクセス数は、22,446件です。選挙が行われていない29年4月のアクセス数の473件と比較して、区議会議員選挙で約72倍、区長選挙では約47倍と、選挙時には大幅な増加となります。
次に、候補者の情報にアクセスできるようなコンテンツについてのお尋ねです。
前回の区議会議員選挙や区長選挙では、候補者のホームページやSNSのリンクを掲載することはできませんでした。しかし、現在ではご指摘のように東京都選挙管理委員会ホームページのように候補者のホームページやSNSのリンクを掲載することが可能となっています。
こうした状況を踏まえて、選挙管理委員会としては、次回の区長選や区議会議員選挙に向けて、候補者のホームページやSNSのリンクをホームページで掲載できるように検討を進めてまいります。
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選挙の際は、選管ホームページに超大量アクセスがあることが判明しました。
これは、選挙公報や開票速報などの影響だと思います。
都選管の事例も調査いただき、重要性もご理解いただき、前向きにご答弁をいただけたと思っております。
来年には新宿区長選挙、再来年には新宿区議会議員選挙があります。
公式のコンテンツが出ることで当ブログのお客さんが減ってしまうかもしれませんが(笑)、ネット選挙が認められている以上は必ず実現したいです。
行革も大切ですが、本テーマこそ私にとっての原点です。
議員になる以前から問題意識を感じていましたが、最適なタイミングで代表質問ができました。
貴重な議席を活かせるよう、引き続き頑張ります。
それでは本日はこの辺で。