こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

政治山さんで、AI議員に関する記事を寄稿させていただきました。
地域IoTフォーラムで発表させていただいた話をベースに、当ブログでこれまで書いてきた「AI議員奮闘記」の内容のダイジェスト版です。

AI議員奮闘記!数学とPythonがもたらす政治イノベーションの可能性|政治・選挙プラットフォーム【政治山】

(挨拶まわりなどを除き)議員の仕事をシンプルに質問と議案の採決と定義すると、コンピューターで代替しても一定の精度で成果を出すことができる未来がやってくることは、多くの方にご理解いただけたと思います。
これからもAI議員プロジェクトについて、さらに踏み込んだ取り組みをしていきたいと思います。

そこで、次の一手についてご説明をさせていただきます。
自己紹介をする都合上「AI」というバズワードを用いてきましたが、あくまで重要なのはテクノロジーを政治の世界でさらに活用することです。
現実的なお話をさせていただくと、非効率すぎる議会や行政では、「低コストなICT政策」を推進していくことが大切だと考えています。
直近では、RPA(ロボットによる業務自動化)は低コストな案件として積極的に提案します。
政策提言に必要な材料を集めるのにAI議員プロジェクトは役立っています。

議案の賛否に比べて難易度が高いですが、コンピュータ(これはAIに限らず)で自動的に議会質問を作成することには、今後挑戦してみたいです。
私が把握しているところでは、AIによるサマリー作成などの事例はありますが、 人間が書くような日本語を一定の分量と文脈で生成することは困難であり、質問原稿を全て書き上げるのは難しいと感じています。
民間でAIについて研究されている方は、ぜひお知恵をお貸しいただければと思います。

AI議員としての活動をする中で、自治体で行われているAI関連事業が無駄かどうかも判断できるようになりましたし、サイドプロジェクトとして本気を出すことが自分自身のITスキルの向上にも大きく寄与していました。
これからもICTについて学び続けて、新宿区議会から区政を変えてまいります。

AI議員の取り組みは、
「コンピュータに議員の仕事は99%代替される」
というブログからスタートしました。

民間で人員削減を行う様子を見ていると、AI(というかテクノロジー全般)の影響力は大きなものです。
まだ、機械学習も万能ではありませんが、アルゴリズムやGPUなどの演算装置の進化にも期待しています。
少なくとも技術的に議員の仕事が代替できる状況が将来的にやってくることを想定しておくべきでしょう。
バズワードとしてAIばかりが話題になっていますが、これまでもテクノロジーによって仕事が代替されてきました。
そのたびに、人間は新たな仕事を生み出し、社会を発展させています。

スタートアップ新宿は常に1%側に軸足をおくことで、未来の政治をつくります。

それでは本日はこの辺で。

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About The Author

伊藤 陽平

30歳最年少の新宿区議会議員。立教大学経済学部経済政策学科卒業。 妻と二人暮らし。趣味は音楽(3歳からピアノに没頭)。 大学在学中に株式会社スモールクリエイターを設立した元学生起業家。資金調達やグループ会社3社の設立を実施。NPOや一般社団法人等と連携しながら、大学生のキャリア支援や老人ホームで地域の若者とお年寄りを繋ぐ音楽イベントの企画・運営など、若者の感性を通して社会を豊かにしていくことを信条として活動中。