みんなでキジマろう!期日前投票マップ「KIJIM@」こそ真の選挙啓発になる

私も関わらせてもらっていた「KIJIM@プロジェクト」が、ついに47都道府県を網羅し、5,252か所の投票所データを掲載した期日前投票マップを完成させました!

「期日前投票所」マップ全国版

Yahoo!ニュースにも転載されています↓
全国5252カ所の期日前投票所をマップ化

「KIJIM@」は、実際に埋め込みが可能です。

私も深夜にコツコツ作業をしていましたが、5,252もの投票所をまとめたメンバーの活動量はすごいものでした。

午前3時、4時までメッセンジャーは鳴りっばなし。
「この人たち、いつ寝てるんだろう?きっと、昼夜逆転してる人たちなんだ!」
とばかり思っていましたが、日中もメッセンジャーは鳴りっぱなし。笑

今回のプロジェクトの発起人でもある松原吉彦さんは、
「特に意識高い動機ではないです。基本的にはおもしろいからやっている」
とおっしゃっていました。
この言葉で何となくですが、深夜まで鳴っていたメッセンジャーの謎がとけたような気がしました。

今回集まった8名のメンバーは、一度も顔を合わせることなく、作業はネット上で全て完結しました。
本格的にテクノロジーが社会的課題を解決する時代になってきたことを実感します。

巷では賛否両論で話題になった「TOHYO都」など、様々な選挙啓発が行われています。

TOHYO都

周辺の雰囲気を盛り上げる方法もあるとは思いますが、今の選挙は基本的な課題が解決されていません。

個人的にはこれまで、露出の少ない候補者をインタビューして拡散させることで、候補者と有権者をつなぐ選挙啓発を行ってまいりました。

さらにもう少し何かやりたいと思い、本プロジェクトに加わりました。
期日前投票所の地図がないことはもちろん、そもそも自治体がネット上に公開している投票所の一覧には住所すら載っていないこともある、という状況です。

これでは投票する気も失せると思います。

雰囲気を盛り上げることも大切な一方で、具体的な課題を解決することは、投票率を向上させることにも直結する真の選挙啓発につながると考えています。

今回実際に手を動かしてみて、行政の選挙事務に関する課題が見えました。
現職議員としてプロジェクトに携わった以上、一歩踏みこんで必ず議会の場で政策提言につなげます。

今回は時間もほとんどなく予算も一円も使っていないような状況で、期日前投票に関して十分なPRができたわけではありません。
次回は都知事選で、もう少し本格的な啓発が行えればと思います。

そこで、「KIJIM@プロジェクト」では、新たな仲間を募集します!
特にデザイナー不在のため絶賛募集中なので、どうぞお力をお貸しいただければと思います。

また、「KIJIM@プロジェクト」で活動するだけでなく、各地でこのような動きが起こることを期待しているため、一緒に何かしたいという広い意味での仲間も募集中です。

ホームページよりお気軽にお問い合わせください。
「期日前投票所」マップ全国版 | お問い合わせ

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社