母子生活支援施設で、お子さんとお母さんの自立支援。通信制高校、高卒認定試験など

こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。

本日は、文教子ども家庭委員会で視察を行いました。
新宿区立の中学校に伺い、アクティブラーニングの現状について、授業見学を通じて確認をさせていただきました。
そして、母子生活支援施設にも伺わせていただきました。

今回は、母子生活支援施設についてご紹介させていただきます。
母子生活支援施設とは、その名の通り母子家庭の生活に支援を行う入居施設です。
お子さんがいらっしゃらない場合でも、緊急保護を目的とした施設として利用されています。
DVなどの被害にあわれた方もいらっしゃるため、場所が特定がされてしまわないよう、写真等の掲載は禁止されています。
そのため、当ブログでも概要だけお伝えします。

施設内を見学させていただきましたが、お風呂やトイレがついた一般的なワンルームマンションと同じようなつくりでした。
住居が提供されるだけでなく、施設での暮らしを通じて自立ができるよう、職員やボランティアによる支援が行われています。

例えば、子どもたちに対しては、ボランティアによる学習支援が行われています。
学生の方がボランティアとして携わられているそうですが、中には実習でいらした方がそのまま施設の取り組みに共感し、ボランティアとなる場合もあるそうです。

さらにこの施設の特徴として、子どもへの支援だけでなく、親に対する支援も行っていることが挙げられます。
お母さんの中には、「高校に通いたい」と思っている方がいらっしゃるようです。
通信制高校へ通学できるような支援、あるいは高卒認定試験に向けた支援を行うことで、お母さんの自立ができるようサポートが行われています。

こうした支援は、セーフティネットとして非常に重要な役割を果たしていますが、私も新宿区から取り組みを続けてまいります。

新宿区議会では、2年に一度委員会の交代があります。
新人ではありますが、希望を尊重していただき、文教子ども家庭委員会へ所属することができました。

一人会派の場合は、条例案件など扱うテーマの広い総務区民委員会への所属を希望する議員が多いものです。
もちろん、様々な委員会に所属して経験を重ねるという考え方もありますし、どこに行っても頑張らせていただきたいと思っていますが、できれば、次回も文教子ども家庭委員会に所属させていただきたいと考えております。

本日の視察で見学させていただいたアクティブラーニングに関する現場レポートは、また後日ご報告させていただきます。

それでは本日はこの辺で。

ABOUTこの記事をかいた人

伊藤 陽平

新宿区議会議員(無所属) / 1987年生まれ / 早稲田大学招聘研究員 / グリーンバード新宿チームリーダー / Code for Shinjuku代表 / JPYC株式会社