こんばんは。新宿区議会議員の伊藤陽平です。
本日、小池百合子政経塾「希望の塾」の全6回の講義が終了しました。
小池氏の政治塾が閉校 秋めどに再開予定 :日本経済新聞
そこで、希望の塾について振り返ってみたいと思います。
まず、特筆すべきは、塾長のコミットです。
私も政治塾を受講したことや、運営に携わったこともありました。
通常の政治塾では、塾長は第一回講義と最終講義くらいしか登壇しません。
しかし、小池百合子塾長は、ほぼ毎回欠かさず登壇し、公務が入っていても映像を通じてメッセージを発信されていたようです。
本日も分刻みのスケジュールで、希望の塾と公務を往復されていたそうですが、まさに超人的です。
おかげさまで、「TOKYO縁結日」イベントも立ち見が出るほどの大盛況でした。2020東京大会を誰と楽しみますか?と呼びかけました。
次に味の素スタジアムでFC東京vs大宮アルディージャの試合を応援。今日はゆりこグリーンは封印しましたよー。 pic.twitter.com/JYgu3EcaCW— 小池百合子 (@ecoyuri) 2017年3月4日
また、本日で最後ではありますが、まさかの「区切りとしての卒業は無し」路線のようです。
今日は「希望の塾」の最終講義。の予定でしたが、卒業という区切りは設けないことになりました。学びはエンドレスということで、「継続」です。これで終わりにしないで欲しいという声を多く頂いた結果。もちろん第2期以降の募集はしますが、現塾生にも引き続き参加して頂けるような仕組みを考えます。 pic.twitter.com/mBAXdPK5By
— おじま紘平(練馬区議会議員) (@ojimakohei) 2017年3月4日
もともと、希望の塾は、政治塾の中でも異色なものでした。
政治に携わったことがある方の暗黙の了解ですが、一般的な政治塾とは、公認獲得のために必要なステップとして位置付けられています。
しかし、希望の塾は、政治のことをもっと知りたいと思った時に学べる場としてスタートしていました。
女性の比率が4割近いということもあり、希望のほいくじょが開設されたり、聴覚障害をお持ちの方には情報保障が行われたり、斬新な取り組みが行われていました。
前提として都知事選で政治に興味をお持ちになった入門者が対象となるため、まず彼ら彼女らのモチベーションを高める講義内容になっていたと考えられます。
また、希望の塾参加者の中では、活発に交流が行われていたことも特徴的です。
小池百合子知事の政経塾 #希望の塾 の最終回講義おわた!政治について語れる仲間がいっぱいできたのは、本当にうれしい収穫でした。講義のあと30代男3人でカレー食べたら可愛すぎて吹いた pic.twitter.com/NFS3IvLRCw
— 海保けんたろー (@kentaro_kaiho) 2017年3月4日
あくまで「政治のことを、もっと知りたい」という方が対象でしたが、より専門的な知識を有する方もいらっしゃったと思います。
塾生有志で独自に非公式の勉強会を開催したり、いたる所で懇親会を開催されていたそうです。
これだけ塾生同士の交流が活発な政治塾は初めてではないでしょうか。
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都議選対策講座はまだ続いていますが、公認は狭き門であり、高いレベルの実力を求められることになるでしょう。
政策立案コースでは、小池都知事のブレーンと進めていくことになりますが、これからの展開が楽しみです。
希望の塾が、今後どのように展開していくのか、引き続き注目が集まりそうです。
それでは本日はこの辺で。